太陽黒点

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いつまで田舎で消耗できずにいるの?

ワイヤレスイヤホンを買いました!

 先に書いときますが商品レビューではありません!!

 今回買ったのはRHA MA750 Wirelessです。eイヤホン秋葉原店で19000円くらいで購入。RHAのワイヤレスモデルのフラッグシップです。

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 首からかけて使うタイプですね。高音域が鮮明でかつ低音域もしっかりしていて、試聴して一番気にいりました。

んでなんで商品レビューじゃないかというと、今回はこのイヤホンを買うまでどう悩んで考えていったのか。その経過の話をメインにしたいと思っています。

・ワイヤレスイヤホンを買おうと思ったきっかけ

 そもそもワイヤレスイヤホンはすでに持ってるんですよ。スマホのモバイルバッテリーで有名なAnkerが作ってるzolo liberty+というイヤホンです。

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 これもeイヤホンで買ったやつですね。大手オーディオメーカーがワイヤレスイヤホンを作ってない時期のモデルで、ワイヤレスイヤホンを試すために手に入れて最近まで使ってました。

 使った感想としては、ケーブルがないだけでこんなに快適なのかと感動しましたね。スマホやプレーヤーで聴く人が大半だと思うんですけど、ポケットにプレーヤー入れてカバン背負って電車乗ったりするとケーブルが邪魔になるんですよね。絡まったりなにかに引っかかったり。そして耳に挿してたイヤホンが耳ごと引っ張られるような感覚とともに、イヤホンが床に落っこちて踏まれる嫌な思いとはおさらばです。

  でも長々使ってるうちに不満が出てくるわけです。バッテリー持ちがよくない。これ連続使用時間が3時間半くらいなんですよね。ケースに収納すれば充電できて、最大で48時間使えるって謳い文句ではありますが、朝出かけるときに使い始めると昼めし食い終わったころにはバッテリー切れなんですよね。3時間も連続で曲聴くのかって思うかもしれませんが、音楽だけじゃなくてWebラジオも聴くので意外とそれくらい長時間聞くことが多いですね。それでなくてもアニュータとかでアニソン聴きまくってるし(コンテンツは偏ってる)。

 じゃあもっと長持ちするやつにすればいいじゃんってことで買い替えを検討したのがはじめですね。

・たくさんあるワイヤレスイヤホン

 先日東京行ったときにちょうとイヤホン・ヘッドホン・プレイヤーのイベントである“ポタフェス”が秋葉原で開催されてたので行ってきました。zoloを買った時とは違って、ソニーboseをはじめオーディオテクニカゼンハイザーヤマハといった有名オーディオメーカーの多くがワイヤレスイヤホンを新商品を展開してました。値段も1万円切るものから3万円台まで様々。ポタフェスとかeイヤホンとかで沢山試聴しましたが、ワイヤレスとは言いつつ有線のものに匹敵するくらいの良い音質でした(もちろん上を見ると全くかないませんが)。

 一言にワイヤレスイヤホンとは言っても何種類か存在します。

・左右分離ワイヤレス

 俗にいう“完全ワイヤレスイヤホン”です。ケーブルが一切存在せず。耳にさす部分のみのワイヤレスイヤホンです。上にあげたzolo liberty+がこれに当たります。

 メリットはやはりケーブルが全くないことですね。音楽を聴きながら動き回る人には最適だと思います。現にスポーツモデルと銘打ち、ホールド感や防水性能を持たせたりしているものが増えつつあるのも完全ワイヤレスイヤホンの特徴です。高級品だと音量調節や曲送り、戻しもできたりします。必要最低限の操作が耳元で完結するのは便利ですね。

 デメリットとしてはバッテリーの持ちが悪いことですね。いかんせんあの小さいボディにイヤホンの機能、ブルートゥース送受信機、バッテリーを内蔵してるわけですし。あと落っことしたら場所によっては取り返しがつかないことですね。満員電車の中とか落っことしたら見つけられそうにない所とか。

 あと体感なんですが、ブルートゥースの感度が若干悪いような気がします。スマホとかで聞いてるときにポケットの中に入れるとたまに接続がプツプツ切れたりします。また、体の後ろにスマホを置くと完全に接続が切れることもありますね。ポタフェスでメーカーの人に聞いたんですが、人間の体は水分が多いので、電波が貫通しなくて通信が上手くいかないそうです。

・左右一体ワイヤレス

 今回自分が購入したRHA MA750Wirelessのように、スマホやプレイヤーに挿す部分のケーブルはないけど、耳にさす部分はケーブルでつながっているものです。ネックバンドのように首に引っ掛けてつかいます。

 メリットとしては多機能なモデルが多いことですね。音量調整、曲送り、戻しは当然のこと。ノイズキャンセル、マイク機能、NFCによる簡単なペアリング(スマホをかざすだけで新規接続ができる機能)。バッテリー持ちもいいです。連続再生時間で10時間越えはほぼすべてのモデル共通だと思います。RHA MA750Wirelessはシュア掛けができるタイプなので装着感が抜群。ネックバンドのように首にかけてるので、万が一耳から外れても地面に落っこちることはありません。使わないときは耳から外して首にかけっぱなしでもいいですね。あと、体感ですがブルートゥースの接続が完全ワイヤレスより良好な気がします。サイズが大きい分、受信機のスペースも十分に確保しやすいのでしょう。

 デメリットとしては、機種によってはカバンへの収納がしづらい点ですね。ネックバンド部分が柔らかいラバーバンドなタイプと、プラスチックや金属でできてるハードタイプがあるのですが、後者だと結構かさばります。折れやすい形状してるのでそのままカバンに放り込むのも勇気がいります。RHA MA750Wirelessは前者なので軽く巻いてそのままカバンに入れてますが。また、値段の割にはケーブル交換が不可能な点です。1万円超えるイヤホンはリケーブル対応な機種が割と多いのですが、ソニーの3万円近くする機能てんこ盛りワイヤレスイヤホンでもリケーブル不可です。

 スポーツする人にも、もしかしたら不向きかもしれないですね。ケーブルがぷらんぷらんして邪魔になりそうです。ネックバンドが素肌に当たるのが気になるって人もいると思うので、完全ワイヤレス同様、必ず試しに装着してから購入を検討してくださいね。

 ・RHA MA750Wirelessを選ぶまで

 上記のメリットデメリットを踏まえて自分は左右一体ワイヤレスを購入することにしました。イヤホンは機種によって得意・不得意な音があったりします。単純に高音質だとか、いいイヤホンとは言っても人によってどこを見て(聴いて)そう判断してるかは異なります。ネットのレビューでは多くの人が聴いてる曲やプレイヤーを必ず添えてると思いますが、上記の理由から必要になってくるんですよね、そういった情報が。ジャズ好きな人間とEDM好きな人間が同じイヤホンを好んで使うとは思えません(あくまで娯楽として使う場合)。

・試聴に使ってる音楽

 一番効果的な選び方は自分の好きな音楽の魅力が一番発揮されてると思うイヤホンを選ぶことですね。あらかじめ試聴用に曲をいくつか選んでおいて、それからお店に行くといいですよ。私が試聴に使ってる曲は以下の曲です。

①sister's noise / fripSide

②Daydream Warrior / Aqours

black bullet / fripSide

④I'm believing you / fripSide

⑤風月ノ疾走 / 風鳴翼(CV:水樹奈々) 月読調(CV:南條愛乃)

ディスカバリー!/ スタァライト九九組

 ①②は打ち込み系の曲です。自分の好きな曲の傾向的に打ち込み系が多い気がするのと、単純にfripSideが好きなので入れてます。ちなみに②はアニメブルーレイの特典です.......

 ③はイントロの重低音を使って低音域の確認。これの重低音をしっかり表現できるイヤホンは低音に機能を振りすぎてる可能性があるので、目的によってはイヤホンの選択肢を狭める意味合いで使ってます。逆に低音をしっかり聴きたいときはこれをメインに使ってます。Skullcandyのサブウーファー付きヘッドフォンでこれを聴くと体がムズムズします。実際は低音重視のイヤホンは検討したことがあまりありません。

 ④は高音域を確認するためですね。南條さんの高音域ボイスと曲全体の高音域を確認してます。女性ボーカルらしい曲ちゃそうですね。僕の好きな高音は解像度が高く鮮明さがあるもので、決してキーンとした鋭さがあったり、もやっとしたものではないので、ここは一番重要視してます。表現するのが難しい感覚。

 ⑤は南條さんの高音ボイスと水樹さんの低音ボイスが共存してる曲なので、高音低音の確認には手っ取り早い曲です。あと打ち込み系と和楽器が混ざってるのもいいですね。要素てんこ盛りです。ちなみにこれもアニメブルーレイの特典です.......

 ⑥はなんでもいいんですが、こってこてのアニソン、それもグループで歌ってるやつを選んでます。複数人で歌ってるので、曲の解像度確認もできるかもしれません。9人なので、ここはμ'sでもAqoursでもいいです。なんならアイマスでも。

 

 といった感じで、普段自分が好き好んで聴いてる曲の中から「こういう特徴あるな~」ってのがあったらそれを選んでみたりしてみてくださいね。自分が気にいった音を出すイヤホンが、自分にとっての最適解です。

・最終候補として

 そんな感じでいくつか試聴を重ねて候補にしたのが

・RHA MA750Wireless

ゼンハイザー MOMENTUM In-Ear Wireless

ヤマハ EPH-W53

の3つです。最終的にはRHAのイヤホンにしたんですが、正直その時の気分で決めました。試聴しすぎて判断がつかなくなってしまったので......価格的にはヤマハのイヤホンが16000円くらいでなかなかいい音出してくれるのでおすすめです。ゼンハイザーのイヤホンは名機と言われたMOMENTUM In-Ear(有線イヤホン)のワイヤレスverです。マイク機能や専用アプリ等々便利機能たくさんあったのですが、自分には必要ないかなって最終的には判断しました。

・選ぶの面倒な人向けダイレクトマーケティング(有線イヤホン)

 いちいち曲選んで試しに行く時間なんてねぇ!ワイヤレスとかじゃなくてもええ!でもクソ音質はイヤ!5000円までなら我慢して出そう!って人向けに話します。

 これが良いぞ。この価格帯だと最高に音質いいから。

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デザインもどんぐりみたいでかわいい。シュア掛けできる。ケーブルが意外と強度がある。そして最高に音質が良い(この価格帯では)。

 

・まとめ

 今回は自分なりのワイヤレスイヤホンの選び方を書いていきました。今回の考えは有線イヤホンを選ぶときも参考になると思います。実際eイヤホンで有線イヤホンもたくさん試してきました。私が数年前から欲しいと思ってたear sonicsさんのイヤホンをたっぷりと。私の欲しかったES3というモデルはちょうど試聴機がメンテ中だったので聞けませんでしたが、ポタフェスで聴けたので今買うかどうか揺らいでるところです。いかんせん値段が...

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 ちなみにear sonicsに関しては声優の小岩井ことりさんがeイヤホンのスタッフとアイマスの曲を使ってレビューしまくる記事を出してたので、こっちも貼っておきますね。

e-earphone.blog

 

以上です!みんなもオーディオ、はまろう!!