太陽黒点

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いつまで田舎で消耗できずにいるの?

PCを組み立てる

 前回紹介したパーツを組み立てていきます。初めての自作PC、一番ドキドキするCPU取り付けは購入店舗での初期動作確認で店員にやってもらったので、今回はありません。

先に今回の構成を載せておきます。

自作PC 構成見積もり てすと

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パーツ紹介

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購入したパーツたち。とりあえず選んだ理由でも。

CPU

 intel corei5 9400Fです。今月発売された新しいやつらしいですね。自分の用途的にi5がちょうどよかったのと、とりあえず新しい奴が精神衛生上良いので。また、末尾FはiGPU未搭載、つまりグラフィックボードを追加でマザーボードに取り付けないと映像出力ができないCPUです。性能的には前世代のものとホンの少ししか違わないんですが、まぁグラボあるし別にいいかなって感じで選びました。

 グラボ必須ならRyzenでいいのでは説はありますが、初自作PCで王道を避けるのは怖いってのと、ゲームするならintel、クリエイターならRyzenみたいな評価もあるっぽいので今回はintel製CPUを使っていきます。

 ツクモ電機で買ったんですが、一人一個の制限がありましたね。人気なんですかね?

 最初はcorei5 9600Kを狙ってたので別にCPUクーラーも買いましたが、この9400FはCPUクーラー付属でした。BOXって書いてある奴はクーラー付きだったんですね、知らなかったです。まぁあのクーラー2000円くらいだったし別にいいけど。

CPUクーラー

 コスパ最強と名高い虎徹のMarkIIです。買った理由は評判と値段だけです。予想以上にデカかったこと以外は満足ですね。

メモリ

 容量16GB確保できればどこのメーカーでもよかったんですが、名前聞いたことあるのと、店員にこの辺がコスパいいですよって言われたのでそのまま従って買いました。もともとこれを買う予定だったので、それを後押しされた感じですね。コルセアってよく聞くのでまぁメジャーなメーカーなんだろうし、クソみたいな不良品はないでしょうって感じ。安心感って大事。

マザーボード

 店員に「CPUのオーバークロックを考えてないならZ390じゃなくてH390で十分ですよ」って言われたのでこっちにしました。そもそも9400Fじゃオーバークロックできませんし、やる理由もないです。メーカーは安心と信頼のASUSスマホASUSでした(過去形)、ディスプレイもASUS(現在形)。台湾メーカーには頑張ってほしいです。ただしRyzenは買わない。

 ちなみにH390に下げると予算の範囲内でTUFからROGに変えれたので結局ROGにしました。結局基本性能がTUFよりROGのほうがいいっていうのと、TUFのZ390とROGのH390が同じくらいの値段だったんですよね。

 音質もこっちのほうが良いですよーって店員が言ってましたが、ある程度オーディオ沼に入り込んでる自分は「スピーカーに金始めたくねぇなぁ」「音質が良いって〇音域が強いってこと?それとも解像度?」って思いながら聞いてました。今使ってるスピーカーがUSB接続なので、たぶん音質関係ないです。

ビデオカード

 グラフィックボードって呼び方のほうが聞きなれてます。これは買ったものではなくてすでに持っているものです。なぜGTX1060にしたかというと 、当時Nier AutomataをPCでやりたいなぁって思っていて、それの環境が確か1060以上とかそれくらいだったのでこれを買ったと記憶してます。ただ、その後NierはPS3版を買ってプレイしてたので、結局WoTを最高画質にするとか、PUBG、Cities:Skylinesをプレイするときに威力を発揮してる感じですね。HDMIポート2つあるのもポイント高いです。Display portは対応ディスプレイがないので未だに蓋してます。PUBG以外のFPSやってもいいんですが、CoDはPC版が過疎っていた時期だったので、あまり乗り気じゃないですね。今はどうなんでしょう。

 ファンがフクロウの目っぽいです。フクロウをイメージしてか、かなり静音なファンです。

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SSD

 M.2 SSDが予算的にアレだったのと、体感あんま変わらんぞって店員(ゲーマー)に言われて、ちょうどセールしてたやつを買いました。ちなみにサムスンのM.2SSDはCドライブ移設ができるので、気持ちと金がそろえばいつでも乗り換えられます。後で読み書き速度載せますね。

ケース

 見た目が一番。このいかにも頑丈って感じのフォルムがたまらない。名前も“PANZER MAX”っていうのも好き。大好き。サイズが大きいので中身いじるときに結構やりやすいですね。CPUクーラーがデカすぎて実際は一部苦労しましたが(CPUクーラーの電源接続とか)。

 背面以外のパネルはワンタッチで開閉できるのがいいですね。いちいちドライバーとかでネジを回す必要がないのは楽です。かなりデカいケースですが、机の奥ゆきが60cm以上あれば余裕で乗せられますね。今そんな感じです。

 エアーフローは前面から吸気して背面に排気です。HDDはマザボの裏の裏配線スペースに載せるんですが、そっち方向にも送風できるように前面ファン近くに送風口がついてます。ちゃんと裏配線しないと線で塞いじゃいそうですが。

 ファンは最大で前面に3枚、底面に一枚、背面に1枚、上面に3枚行けるそうです。上面は簡易水冷CPUクーラー用って感じではありますが。めっちゃ冷えっ冷えのケースですね。

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 あまりにもデカすぎてびっくりしましたね。段ボール箱見たときは扇風機かなにか家電の箱かと思いましたよ。重量は11㎏あるらしいです。取っ手がついてるので、持ち運びはそこまで苦労しませんでした。中の梱包材は引っ越しの時に使えそうなのでとっておきます。

電源

 電源容量は必要分の2倍近い奴。CPUとマザボの電源はどうせ必要でしょ?ってことでセミプラグイン式。

 プラグインしたやつはSATA電源ケーブル2本だけです。ケーブル1本でSATA電源2つに供給できるんですが、意外と端子間隔の短いケーブルでSSDとHDDの両方を1本で供給できなかったからですね。SSDを複数、HDDを複数って時には活躍しそうです。

 ↓こんな感じのケーブルです。SATA電源間が意外と短かった。

[電源ユニットへのプラグ]===[SATA電源]===[SATA電源]===[末端の何か]

 

 中身は電源メーカーで有名なシーソニックってブランドのやつと同じらしい。まぁ正直値段重視です。

 電源はケチるなってよく言う人見かけますが、中身OEMで余計な付加価値つけて値段釣りあげて、それで「高額な電源が信頼性高い!」みたいに思われているものもある気がします。ファン回転数コントロールとか使いませんし、ましてや光らせる意味もないです。今回のケースは電源ユニットを完全に隠すので。

OS

  え、pro版にするメリットって何????な人なのでHome版。DSP版は一応一緒に買ったパーツと一緒に使ってね(無かったら使わせねぇぞ)ってやつですが、Microsoftアカウントとプロダクトキーを紐付けさせるとそれを無視できるっぽいです。Windows10なら別にいいのでこれで問題なし。

 

組み立て工程

 さてさっそく組み立てていきます。一応初期動作は確認済みなので、同じことをするだけですが果たして。

マザボにあれこれ取り付け

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 CPUはすでに取り付け済みなので、これにメモリとCPUクーラーを載せていきます。

色々初めてなのでCPUにつけるグリスの量がわからず、とりあえずクーラーについてたやつを全部乗せて広げただけです。ツイッターに画像載せたら「塗りすぎやろ」「米粒2つ分でいいですよ」と色々ご指摘をいただきましたが、その時にはすでにマザボはケースにねじ止め済でした。

ケースにマザボを取り付け

 マザボをケースに取り付ける際はケースでマザボがショートしないようにスペーサーを挟むらしいんですが、このケース、スペーサーっぽいやつが2つしかついてなかったんですよね。かわりにマザボを取り付けるネジ穴の部分がちょっと盛り上がってました。これがスペーサーの代わりなんでしょうか。スペーサーなしでマザボを載せたら、背面パネルの位置がぴったりだったので、これで間違いなんでしょう。

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 こうしてみるとCPUクーラーのデカさが目立ちますが、デカいおかげでケースの背面ファンに被ってていい感じのエアフローになりそうです。

 さてこっから配線していくんですが、配線がかなり手こずって写真撮るどころじゃなかったです。マザボに繋ぐ電源は説明書に乗っていたんですが、ケースに元々ついてたケーブルが何なのかの説明が全くなく、「これ何に使うんだ...まぁ動いたからいいや」ってケーブルが4本くらい残った状態でOSインスコへ。

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 とりあえず配線を終えたのがこちら。電源ユニットは思いっきり隠せます。しかも裏配線なのである程度のぐちゃぐちゃかんはないですね。まだケーブル類をまとめてはないですが、全体的に黒い内部に黒いケーブルなのでこのままでも結構スッキリです。

謎の端子の正体

 ツイッターでぼやいた謎のケーブル

 あまったケーブルはこれとファンの電源に繋ぐ用のアダプター的なやつが3本でした。↓の三又に分かれてるやつ。

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 これは三連ファンの電源を一つにまとめてマザボのCPUファン用コネクタに繋げらえるようにするケーブルです。最初はこれで前面ファンをマザボに繋いでました。

 あれこれツイッター上でご指摘とご意見をいただき、"SATA電源に繋ぐ用のコネクタ"だということがわかりました。図で言うと

[電源]==[SATA電源]==[謎の端子]==[ファン電源]

といった感じっぽいです。ファン電源もケース付属のものに繋ぎ変えたら前面ボタンでファンの回転数をコントロールできるようになりました。

 音ちっさいな。

OSインスコと配線整備

 ソフトウェアのほうで不具合でると完全にお手上げなので祈りながらOSインストール作業をしたんですが、特に異常なくインストールすることができました。

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ストレージの中身も大体移したので、配線を整えていきます。

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 側面。だいぶすっきりしたのでは。マザボに繋ぐ端子は下の穴から出せばよかったかなって今更思いましたが、まぁよいでしょう。別に光ってるパーツの支障にはなってませんし、あんまり角度つけすぎると接続部に負荷がかかりますからね。

 ちなみに以前のPCの配線

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 こうして比べるとスペースを有効に活用できていない感じがしますね。ケーブルもカラフルで目立ちますし。

 さて続いては反対側。

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 スイッチはサイズ比較用においてます。裏は見えないし適当でいいかなって思いましたが、前面ファンから送られてくる風がSSDスロットを通って流れてくるので、その風を邪魔しないように裏もしっかりまとめました。写真からわかりますが、SSDスロットが4つあります。4つも使う人いるんですかね。もしくは別な何かを入れたり?

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 ちなみに前面。デフォルトで120mmのファンが2個ついています。140mmのファン3つまで増設できるそうです。3つ使うと光学ドライブ等のデバイスを入れられなくなります。光らせるならここからやるのが手軽かなー。

スペック

 一応PC上で確認できる構成はこちら。

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各ストレージの転送速度

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CINEBENCHの結果

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黄色が測定値、茶色が標準値。おおむね標準より高い数値。誤差レベルかもしれませんが、グラボの性能を以前より引き出せてるような気がします。

FFXVベンチマーク

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激重ゲームらしいFFXVで高品質設定で“やや快適”です。GTX1060でよく頑張ってると思います。てかこいつらホストみたいな格好してキャンプでガレット食ってるの面白いな。こんなガタイいい連中がガレットだけとか、腹八分にもならんでしょ。

まとめ

 今回は人生初の自作PCの様子を書いていきました。一番悩んだのはケーブルをどこに繋げばいいのか判断するのが難しかったところですね。端子に[POWER SW+]とか書いてあって、マザボにもそれが書いてあれば簡単なんですが、書いてない端子はどうすればいいのかわからんかったです。

 今回組んでみてあれこれ調べて、多少は詳しくなったので、次の段階として何をしようかなって考えている最中です。結局光らせる方向に行くのか、簡易水冷に変えるのか、オーディオ方面を強化するのかは色々ありますね。拡張性が高い構成にしたので、その辺を思案するのも楽しいですね。

 では今回は以上です。