太陽黒点

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【第1話感想】ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期

オタク関係ない所で思うことがあったので、自分で感想考えて書きます。

 

 2期1話、事前に公開されてたPVの通りスクスタで登場した新規キャラクター、三船栞子、鐘嵐珠、ミア・テイラーの3人がストーリーで登場するとあって色々物議をかもしてたんですよね。既存メンバーと争う立場を取り続けて最終的には仲間になるっていう展開だったんですが、にしても争う期間が長すぎるとか、既存キャラを貶めるような流れがあるとか色々。DiverDivaの2人推しの私としては大分心を痛めた時期でもありました。

 あのスクスタ本編ストーリーを模したものがアニメでも展開されるとなると、これはまた多くの論争を産むことになると思います。しかし、アニメ1期で大好評だった脚本、演出を信じて2期を観るオタクが大半ではないでしょうか?私はそうです。河村監督と田中シリーズ構成を信じろ。

 

ストーリーについて

 1話の話、メインテーマとしては黒船来航的な感じでランジュがやってきて同好会とライバル関係になりました、ってところですね。

 スクールアイドルやってる学校なら他にもあるのになぜ虹ヶ咲学園に来たのかを聞かれたときにランジュが返した

 「スクールアイドルフェスティバルの動画を見たからよ。すっごくときめいたわ。それぞれが自分のやりたいことを表現していて、輝いていて、私もあのステージに立ってみたいって思った。高校生の今しかできないから、だからここに来たの!」

このセリフなんですけど、すっごくラブライブ感が強いと思うんですよね。

 原動力は”やりたいかどうか”、そして”今しかできない”という環境。限られた時間の中で精一杯輝くスクールアイドルはまさにラブライブ無印、サンシャイン、スーパースターと続くスクールアイドルの魅力、そしてラブライブそのものの良さだと思っています。そういう意味ではランジュはラブライブらしいキャラクター性を持っていると思います、ここだけなら。

 

 1話のラストでランジュは「入部は辞めるわ。あなたたちとは考え方が違うみたいだから」と同好会とともに活動するのを拒否します。ランジュが思う理想のアイドル観としては、ファンを魅了して夢を与える存在であるべきであり、ファンから支えられて活動するものではないというもの。ランジュが香港で見てた虹ヶ咲のスクールアイドルはまさにそのような存在であって、それに夢を与えられて日本へ留学しに来たけど、内実はそうではなかった。

 スクスタでもほとんど同じような展開が組まれていましたが、アニメではここからランジュは同好会メンバーを矯正しようと動くのではなく、別々に活動することを選びました。ですが侑だけにはこう聞きます。

 「もう一度聞くわ、侑。あなたはどうして同好会にいるの?」

 ランジュから見ると、侑はメンバーのサポートばかりで自分の夢と関係ないことをやっているように思えたそうです。

  それに対し侑は

 「やりたいことをやりたいって気持ちなら、私だって負けてないつもり。私だって私のやり方で、この同好会で夢を叶えたいって思ってる」

 ここですぐに返すことが出来るというのは、やはり1期での積み重ねがあってのことでしょう。観てるオタクからしても納得の返答だと思います。自分のやりたいことを自分らしく表現する、これがニジガクのスクールアイドル同好会ですね。1期のテーマがこれに尽きると思ってるので、それを総括し2期のストーリーに引き継ぐセリフとしては最高のものだと思います。

 ランジュの設定や考え方について、スクスタのものをどれだけ引き継いでいるかは現時点では分からないのであれこれ推測するのはやめておきますが、少なくとも同好会に対しては”スクールアイドルとしてのパフォーマンス”で自分の正しさを示していくつもりのようです。盤外戦術を取るつもりは無さそうで安心しました。アイドルはアイドルのステージで意思表示をする、自然な流れだと思います。聞いてるかスクスタ脚本家。

 

 

 

推しの言動ウォッチ

 私がニジガクで推してる果林先輩こと朝香果林。ぐいぐい前に出るタイプではないのでセリフの絶対量は少ない方ではありますが、厳しく現実的なことを臆面なく言え、メンバーの相談にも乗ってくれる頼れる大人のお姉さんです。

 そんな果林先輩の1話での見どころといえば、みなさんおわかりですよね?

同好会PVをスクリーンで上映した際、手違いで流す動画を間違えて

 

「でも、これはこれで可愛いじゃない?」

 

(寝言)「もうちょっと寝かせてエマ......(会場に響き渡る爆音で)」

 

「今すぐ止めてー!!」(叫んだせいで会場のみんなが果林に気が付く)

の流れですね。めっちゃ可愛い、最高。最後叫んじゃったせいでみんなに見られて「あっ...」ってなるのも可愛い。静かに止めに行けばとりあえずその場はやり過ごせたのに。

 

その他

 1期から豊富にあった過去コンテンツを盛り込んだ小ネタ、2期でもたくさんあったので見返すのが楽しいですね。

スーツヶ咲(なんでここ侑が中心にいるんだろう)

某G'sマガジンの投票企画であったコッペパン。コラボカフェで商品化したら原価の違いで店が発狂しそう。

 

これは3rdライブBDのジャケット絵ですね。3rdライブは高咲侑 役の矢野妃菜喜さんがステージ上でピアノ演奏したことが強く印象に残ってます。

 

 こういうくじ引きイベント、やっぱり矢澤の系譜なんでしょうか。過去には矢澤にこが講堂ライブの権利をかけてくじ引き、津島善子ラブライブ予選での順番決めくじ引き。スーパースターでも平安名すみれが何かしらのくじ引きをする展開がありそうですね。

 1年生にくじを引かせるっていうのはまぁ正しいと思います。当たったら単純にほめればいいですし、外れたら同行した上級生がフォローすればいいだけなので。3年生矢澤が外した時を覚えてますか?みんな割とだんまりだったでしょう(あー開き直ったにゃー!)。

 

 

今回は以上。書くの遅れたせいですでに4話まで視聴済みです......