太陽黒点

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【第6話感想】ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期

 今回は6話の感想です。5話の感想があまりにも浮かばないので先に書きます。しずくと相性が悪いのかもしれない。1期のしずく回もあんま共感できなかったし。

 6話はせつ菜回だったんですが、スクスタのほうのストーリーをあんまり覚えていないのでアニメ内だけで完結させるように感想を書きます。テーマ的には似たような話があった気がするんですが、確認する時間が無いです。この記事書いてる最中に10話直前生配信が始まってしまった。

ストーリーについて

 5話がしずくに焦点を当てた話なら、今回は優木せつ菜(中川菜々)に焦点を当てた話でしたね。1期では3話で触れられてましたが、本格的に掘り下げる機会が来たようです。

 正体不明の人気スクールアイドル・優木せつ菜、その正体は虹ヶ咲学園の生徒会長・中川菜々であることは視聴者のみなが知るところではあります。しかし、劇中では親にすら正体を明かしていないほど徹底して秘匿された存在です。

ここのエマすき

 本人的には、正体不明のスクールアイドルというのもミステリアスでなんかいいとのことだったが、スクールアイドル活動も生徒会長業務も自分が望んでいる「大好きでやりたいこと」であり、別々に考えているそうです。

 私としてはそこまで変な考え方ではないと思います。職場・学校では真面目なのに休日会うと印象違うね~くらいのことは、皆あるのではないでしょうか。私もそう。職場では陰キャなのに休日のライブ会場とかでは限界オタクになっております。

 今回の話では、「大好きでやりたいこと」の取捨選択を迫られるところがキモなのかなと思います。

 今作での大きなイベント「スクールアイドルフェスティバル(SIF)の・文化祭の合同開催」にせつ菜はSIF主催校のスクールアイドルとして、また文化祭を取りまとめる生徒会長として携わることになります。

せつ菜「今の私は、すっごく気合が入っているんですよ!”せつ菜”と”菜々”、2つの大好きを持っていますが、私は結局一人なわけで。2学期で会長の任期は終わりですし、スクールアイドルと生徒会の職務を一緒にやれる機会なんてもうないかもしれません。ですから、この行事を私の集大成にしたいんで......」

 こんな感じで熱弁してたら近くを通りかかった栞子に正体がバレてしまったんですよね。意外とあっさり見つかってしまった。

 

 せつ菜はこのイベントを”2つの大好きを持つ自分の集大成”として捉えています。

 しかし、SIFへの申込が殺到した結果、文化祭と同時に開催するためのキャパシティが足りないと判明します。

 SIFの規模を縮小しようにも、参加可能者を再抽選することは避けたい。参加希望してくれた人を切るような真似はしたくない。

 文化祭の規模を縮小すればライブイベントは十分できる可能性がある。しかし、スクールアイドル以外の生徒にとって、文化祭は一生懸命準備してきた大切なイベント。

 せつ菜は”2つの大好きを持つ自分の集大成”として捉えていましたが、生徒会長である以上”他者の大好きをコントロールできる立場”でもあります。イベントを十分な形で開催するためには、片方を諦める必要があるのか、”大好き”を諦める必要があるのかと、一人で苦悩を抱え込みます。

菜々「それは考えるまでもないことです、合同開催は白紙。例年通りの文化祭に戻す形で、検討を進めましょう。」
栞子「残念ですが、生徒会長として正しい判断だと思います。」

 栞子は生徒会長がスクールアイドル・優木せつ菜だと知っている。そのうえで”生徒会長として正しい判断”だと言った。菜々の心中を思うと、そう言うのも苦しかったと思います。確かに学園の代表たる”生徒会長”なら学園本体のイベントを優先させるのは自然なことかもしれません。SIFは規模が大きいとはいえ、1同好会の活動の範疇です。ある種の合理的判断でしょう。とはいえ、片方の大好きを諦めることになる判断でした。

 菜々と生徒会役員のやり取りを見てると、言い方が悪いがワンマン生徒会になっているような感じがします。菜々が優秀なんでしょう、役員から進言されるシーンがあまりないですし、判断がトップダウンになっているように感じられます。それも相まって、菜々は一人で悩みを抱え込みがちになっているんでしょう。 

 一人で抱え込んでる悩みを仲間が皆で解決しようと取り組む、よくある展開ではありますが、視聴者の多くが感激したのは歩夢の一言じゃないでしょうか。

歩夢「やり切りたいんだよね。始まったのなら貫くのみ、でしょ?」

 ここのシーン、一期でせつ菜が歩夢を励ますためのセリフと同じなんですよね。一期では歩夢の「スクールアイドル活動は楽しいが、続けていくうちに大好きな幼馴染から離れていっているような気がして、今後活動を続けていこうか悩んでいる」に対するセリフで「我慢していました、私も。大好きな気持ち。でも辞めれないんですよね」に続くセリフでした。文脈的には全く同じシーンでこのセリフが発せられたことに感激しました。

一期12話でのシーン。

 そしてみんなで相談した結果、他の学校の文化祭でもSIFを合同開催し、参加者を分散させることで解決することになりました。文化祭がたまたま1週間にまとまっててよかったね。

 

 なんだかんだ開催にこぎつけ、前夜祭開会式でのPVのシーン。

菜々「虹ヶ咲学園、生徒会長の中川菜々です。私自身も今回の出来事から、自分を支えてくれる人たちとのつながりを再認識することが出来ました。みなさんの大好きな気持ち、その全部が私を助けてくれて、それを感じて感謝するたびに、もう今の私は大好きな気持ちを隠す必要はないんだって気づくことが出来ました。」

菜々「だから今ここで皆さんに生徒会長の私と一緒に」

せつ菜「スクールアイドルの私も紹介したいと思います!」

 

 

 副会長壊れる。そら1期で生徒会長を目の前にせつ菜推しを熱く語ってたからなぁ。まさかいつも隣にいた生徒会長が推しのせつ菜だったなんて。

一期11話でのシーン。

 大好きを隠す必要はない、せつ菜の”大好き”に対する考え方が一つランクアップした感じでしょうか。隠す、というのもある種の我慢だったのかもしれないですね。

 

というわけで歩夢、しずく、せつ菜の3人ユニット、A・ZU・NAの新曲

「Infinity! Our wings!!」

世界中に降り注ぐ
色んな色の星のカケラ
その瞬きが空を照らしていく
全部ぜーんぶ拾い集めよう!

I believe in it ただただ真っ直ぐに
行き先は一つだけ 夜かける渡り鳥
(熱い思いに) 乗せるんだ
(流れの中で) 絡み合って
どの風に乗るのが答えなの?

したいこと、好きなことだから (Over days)
沢山の可能性とかくれんぼしたよ (La la la la)
胸がブルーとなって不安だった
この景色を知るまでは (So let’s go ’round)

幾多の旅へ続く扉は
いつだって開いていると気づかせてくれた
これが 本当の 自分
限りない未来が待ってるんだ

いっせーの
思い切って全部try
前人未到でもいいんじゃない?
あれも、これも、DuDuDu ViViBu
シナリオは無限大 ハイタッチ
味方につけてくように
難しいことは置いといて (On the way!)
確かじゃなくていいんだ
心に聞いて!ときめく空へ
Infinity!Our wings!!

空を見上げてみて
チョイスも未来も無限に広がっています
ぜーんぶ抱きしめちゃいましょ
そう、どこまでも行こう!

 セリフが入るのがA・ZU・NAらしい。アニメでもスクスタでも結成が最後だった(R3を除く)だけに余りモノ感が若干あるユニットですが、こうしてストーリーを見返すと「自分のやりたいことに苦悩してた3人」でもありますね。歩夢はスクールアイドルを続けることで侑が遠い存在に感じてしまうのではないかという苦悩(1期12話あたり)。しずくは......多分2期5話や1期8話あたりであったでしょう。そんな3人からのメッセージがまさにこの曲なわけです。

 そんな姿に副会長は号泣、菜々ママもニッコリ。明日からの副会長が心配ですね......

 

 

 

推しの言動ウォッチ

 今回セリフはあったけど、取り立てて個性的ではなかったのでこのシーンを挙げます。

 姫乃が推しの果林に熱いまなざしを向けてる。7話で面白いことやるんだけど、これどういう気持ちで話し合ってるんだろうな。特にかすみの表情はなんなんだろう。

 

後方彼氏面。

立ち姿もみな違うんですね。

 

その他

 せつ菜バレのシーン。汗を流して焦るせつ菜(菜々?)、そして歩夢としずくが必死にかばってるのが絵的に面白い。かつてないど動いてるんだよな。特にしずくなんて中の人の素の声が大分出てるように感じる。実際桜坂しずく役の前田さんもやりすぎたと思ったらOKでたと言ってましたね。

 初めてブログのためにgif撮ったんですが、コマ数が少ないですね。ブログに載せれる画像が1つ10MB制限なのでしゃーなし。

 

 SIFの多校合同開催を計画するシーン、ランジュが紫苑女学院に根回しをしてくれてるんですよね。

 表立ってはライバル視してても裏ではしっかり協力してくれるランジュすき。そしてこの紫苑女学院を呼んだことが、次回でしっかり活かされてるんだよな(10話まで視聴済みの感想)。
 紫苑女学院もそうですが、この会議のシーン、全員ネームド(固有名詞持ちキャラクター)なのがすごいですよね。スクフェスで登場したモブに声が付いて動くのはアニガサキの魅力ではありますが、こうやって揃うと壮観ですね。ライブシーンも楽しみです。

 

AZUNAライブで一番好きなシーン

 

この横顔から

こっちを向いて

この表情!

ここがめっちゃ可愛くて好き。

 A・ZU・NAの3人だとライブシーンはせつ菜が一番魅力的に映りますね。Aメロはどことなくせつ菜ソロ曲っぽさがありました(ギターのせいかな)。

 

今回はここまで。AZUNA回は私の食指が動かないから感想をひねり出すのが難しい......