太陽黒点

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いつまで田舎で消耗できずにいるの?

【第1話感想】ラブライブ!スーパースター!!2期

 ついに始まりました。ラブライブ!スーパースター!!2期。先月まで虹ヶ咲やってたのにもう別シリーズの話ですよ。供給過多で嬉しい反面、私のリソースが足りるのか不安です。

 ネット配信がちょっと遅れるので気軽に振り返れないのが面倒ですね。テレビだと巻き戻しとか時間指定の再生を1クリックで出来ませんからね。

 かのんたち結ヶ丘女子高等学校1期生も春から2年生。スーパースター!!ではかのんたちを1期生、新入生を2期生と表現しています。2期生の話、とても期待しています。

疑問点と推測

 1話ということで今後に繋がるストーリーの起点が多く散りばめられた話だったと思います。情報があまりないので、いつも以上に深読みおじさんになって書いていきます。

新入部員を勧誘する意味

 アニメ1期にてラブライブ!東京大会で敗戦したことで「勝ちたい」という気持ちが生まれたLiella!のメンバー。そんなLiella!1期生が新入部員を募る理由はあるのだろうか。

 かのん「レベルが高そう、か」

 恋「とはいえ、練習きつくないですって勧誘するのも」

 千砂都「優勝、目指してるんだもんね」

 可可「ですが、それでは新入部員は」

 千砂都「いっそのこと、5人で頑張る?」

 恋「新入部員を諦めるってことですか?」

 千砂都「寂しいけど、ラブライブ!優勝を目指すならそういう考え方も」

 すみれ「でもそれって自己満足になっちゃうんじゃないの?私、スクールアイドルってそういうんじゃないって聞いてたけど」

 1話においてはこの会話の中で新入部員勧誘に対する意見が交わされていました。新入生がなかなかコンタクトを取りに来ない理由として、Liella!のメンバーがそれぞれ高いポテンシャルを持ち、今後の活躍が大いに期待されている存在であるので、そこに入っていく勇気を持てないというのが一番にあるようです。

 だからと言って新入生を受け入れず、5人で優勝を目指していくのは否定しています。すみれが発言したことではありますが、おそらく皆が同意していることでしょう(千砂都はそういう意見も可能であるという積極的ではない意見の出し方だったところからも)

 私の解釈になるのですが、すみれのなかでは「スクールアイドルはプロのアーティストではないアマチュアの存在であり、プロではないからこそ結果のみにこだわらず自分の希望に沿った活動を行うことが出来る場である」という考えがあるのだと思います。1期においてネガティブな意味で「しょせんはアマチュア」と言っていましたが、現在はそれをポジティブな意味で認識しているかもしれません。

 単に新学期になってみな部員募集しているから自分たちもやってる、なんて言われたらそれまでかもしれませんが、今まで5人で1つのグループとして活動してきたからこそ、他の部活とは違うって見方をしたいですね。

 

なぜきな子があの屋上へたどり着けたのか

 あの屋上とはこれです。

 1話のAパートできな子がLiella!に会い、かのんに家まで送ってもらえたのは偶然と処理してかまわないと思います。あれはきな子でなくても「高校進学を機に上京してきた田舎娘」なら誰でも成立すると思うので。

 ではBパートの内容に、きな子でなければならない理由があると考えられます。

 もちろん直接的原因は四季が「二人三脚ギプス」で屋上まで引っ張り上げたからではあるんですが、そういうのではなくもっと究極的な原因を考えなければならないと思います。

 直接きな子の口から上京してきた想いや過去の出来事は語られることが無いので、現時点では想像することしかできません。

きな子「私が、アイドル......」

 中学の卒業アルバムを見ながらそう呟くきな子(正直小学校の卒アルに見える)。過去の自分を顧みると、アイドルという存在は遠いものではないかと思っている、と考えるのが自然なシーンだと思います。やはり、自分を変えたくて上京してきたという線が濃厚でしょう。そんなきな子にとっては、スクールアイドルは自分を変える手段の一つになりえると感じたんだと思います。

 Liella!は間違いなく結ヶ丘女子高等学校のスターであると、アニメ1期では描かれていました。音楽科主体のこの学校で、最初は非音楽科の2人で始めたところから学校全体に支持してもらえる存在にまで成長したことは1期のサクセスストーリーとして完成されています。

 しかし、それゆえに、スターとなったLiella!に何も持たない自分たちが入っていっていいのか。自分位は結ヶ丘のスターは荷が重いのではないかと考える新入生が大半でありました。

 それはLiella!を外から見た印象であり、本人たちとしては何も出来ないところから仲間たちと一緒に成長することが出来たから今の評価があると考えている。かのんはLiella!のパフォーマンスを観るきな子の様子を見て、おそらく自分達に近いもの、「何かに憧れつつも諦めていた過去の自分」と同じものを感じ取ったのかもしれません。

かのん

「ねぇきな子ちゃん。先輩しかいなくて気後れしちゃうかもしれないけど、私、きな子ちゃんとスクールアイドルがしたいんだ。

私だって最初は何もできなかった。でも、みんながいてくれたから何とかここまで成長することが出来たの。

だから、これから先の景色はきな子ちゃんと見れたら凄い幸せ!」

 かのんのこのセリフで、スクールアイドルは才能がある人たちがやるものではなく、皆で頑張ることで成長していくことが出来るものなのだと、きな子は知ることになります。

 かのんの後押しを受けて悩んでたきな子に対し、夏美が放った言葉がこれです。

きな子「CEO」

夏美「夏美でいいですわ」

きな子「興味はあるけど自分には向いていなさそうなとき、CEOなら」

夏美「だから夏美でいいって」←ここのイントネーション好き。なんか東北方言みたいで。

夏美「いいですの?向いていないことを頑張ったってダメなものはダメです。でも、やってもないのに向いているかどうかなんて判らないでしょ?」

 これは「出来るかどうかじゃない、やりたいかどうかだよ」というラブライブ!シリーズの本質的テーマを言い換えたセリフといっても過言ではないでしょう。なぜ夏美がこれを言えるのかが分かりませんが、スーパースター!!2期もやはりこのテーマでいくんだなって感じることのできるシーンでした。

 きな子はまだ一人で最初の一歩を踏み出す勇気を持っていないようだったので、四季が無理やり一歩を踏み出させたわけですね。

 二人三脚ギプス、これ繋いでるのは片足だけど2人の両脚がシンクロしてますね。四季、なにもんなんだ.......

推しの言動ウォッチ

 Liella!は1期生と2期生があり、推しを各期で別々に決めるのか、それともまとめて1人にするのか議論があるかと思いますが、私は各期で決めることにしました。

平安名すみれ

 1期生:平安名すみれ(CV:ペイトン尚未)

 へあんな すみれ、って読みます。自信家で気が強いけど裏ではしっかり努力してる、面倒見のいい子。子役として芸能界で活動してきたけど上手くいかず、スクールアイドルを通して自分の名を知らしめるため野心的な活動してる。自分の推しって割とストイックに努力するキャラが多い気がする。私がそうじゃないから憧れるんだろうな。

 最近は割と素直にスクールアイドル活動を楽しんでいる様子。そんなところも好き。

 ぶっちゃけ可可とすみれのいがみ合いは食傷気味なので辞めていただきたいところ。ノンフィクション!の回で仲直りしたんじゃなかったのか?

 あれだけ文句たらたらの可可になんだかんだ付き合ってあげるお姉ちゃん感。私も長男なのでなんとなくわかるんですが、ほっとけないんですよねこういう子(可可)。つい面倒見てあげたくなるというか。

 2期になってから気が付いたんですが、すみれが結構ムチムチに描かれてませんか?スーパースターはメンバーのスリーサイズが公開されていないんですが、他の学校で言えば上原歩夢くらいありそう。そういうところも”成長”していってるのは嬉しいですね。

米女メイ

 2期生:米女メイ(CV:薮島朱音)

 よねめ めい、って読みます。ビジュアル発表時に一番魅力的に映ったのがこの子。ヤンキーみたいなガラ悪い口調を見せる反面、可愛いものが好きっていう典型的なギャップ有りキャラですが、おそらく幼馴染であろう若菜四季っていう知的クールキャラとの絡みが楽しみで仕方のない子です。私にはこんなかわいい服似合わねぇ!っていうテンプレセリフは確約されているとはいえ、設定とビジュアルだけで推すことを決めたので、それ以上の武器になる情報が出てくることを期待しましょう。

 

OPのシーンでググっと来たのはここ

 もうめっちゃ目を輝かせて千砂都を観てんの。やはりお団子仲間は魅かれあう......作中でも千砂都に特に憧れてるみたいな描写があると嬉しいですね。

あぁ~~~顔強~~~~~~~~~

私の好きなタイプの顔面をお持ちでいらっしゃる

 なんで私の推しって変顔しがちなんでしょうか...........海未もダイヤも果林も当初は真面目な感じ出してるのに、あとから変な顔や設定が組み込まれるんですよね。そんなの無くても好きなのでやめて欲しい。やるならせめてなにか活かしてほしい。

 

今回は以上。スパスタはなるだけ感想ため込まないように毎週更新を目指していきます。