太陽黒点

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いつまで田舎で消耗できずにいるの?

【第6話感想】ラブライブ!スーパースター!!2期

 オニナッツ編の後編です。今回のサブタイ"DEKKAIDO"ということで桜小路きな子の地元、北海道に行きます。実質合宿回なんだよね。

 夏美がお金に執着する理由もわかりそうですし、先輩と別行動をとった1年生がどう頑張るのかを期待したいです。

ストーリーについて

 今回は1年生3人が悩む実力不足の話と、夏美個人の話ですね。おそらく同時に解決するだろうと予測はしていますが、果たして。

1年生3人の話

 夏休み期間中、先輩たちと別行動をとることにした1年生達。ラブライブ!優勝のため、先輩たちに並び立つために気合の入ったきな子、四季、メイはプロデュースのためなら何でもする夏美を引き連れ、きな子の故郷北海道へ渡ります。なにかを頑張るときに誘惑(?)から物理的に離れるのは常套手段ですね。勉強の時に図書館に行くようなものです。鬼教官ちぃから逃れる手段でもありそう。

 1年生3人は北海道で順調に練習。その様子を夏美が動画サイトに投稿。この辺までは普通の合宿回って感じ。

 そういえばスーパースター!!ってLiella!としての合宿回無いよね。欲しいよね。合宿先で練習の合間キャッキャウフフするスクールアイドルを見たいよね。恋だけ合宿してないんですよ。

 その様子を見た先輩、1年生の頑張りに一安心。しかし、それは同時に鬼教官ちぃの目に触れることを意味する。

千砂都「これだけできるなら、自信つけるためにハードル上げてもいいかなって」

 千砂都は1年生達に、練習中のダンスの振りを2年生と同じものに変えようと提案する。実力不足を感じている1年生達は、先輩と同じことが出来るか不安に感じてしまうが、今の1年生達なら出来ると激励する。

 実力を上げて高みを目指すこと、みんなそれを望んでいるけど千砂都は特にその傾向が強いように感じますね。特に1期のころはダンス大会で優勝できなかったら留学してまで頑張るつもりだったみたいだし。

 

夏美「聞いてましたの。外から聞こえてきたので」

四季「じゃあ......」

夏美「超えるのが夢なんでしょう?先輩たちのステージを超える、それがみなさんの夢だったはず。だったら、責任は持つべきですの。」

メイ「それは」

夏美「諦めるくらいなら、夢なんて語ってほしくない。動画撮影してて思いましたの。みなさんの夢は、決して実現不可能な夢ではない。」

きな子「本当に?」

夏美「えぇ、それは本当に素晴らしいことですの。頑張れば手が届くかもしれない。そういう夢があるというのは。」

 1年生達は練習風景が動画投稿されてくるなかで、先輩たちと比較されて劣っていることが知れ渡ってしまうことを恐れていた。その中で、夏美という”部外者”に評価されたことは一つの励みになったのだろう。

 夏美のこの一連のセリフで1年生の抱えてた悩みは晴れたみたいですが、たったこれだけで?と思ってしまいました。それだけ外部からの評価に飢えていたのかもしれませんが、夏美の話も入れないといけませんからね。

 この説得のセリフは、夏美の過去の経験から夢もつことへの考え方が現れていますね。

夏美の話

 夏美は夢がない。きな子から何度か夏美の夢は何かと問われますが、自分は何も夢がない。しいて言うなら老後のためのお金を稼ぐことが夢と語ります。

 夏美は小さい頃は夢を持っていました。ノーベル賞科学者、金メダリスト、モデル。しかし、学業やスポーツの成績は振るわず、身長も全く伸びないことから夢を目指す資格が自分にはないのだと感じてしまってました。

きな子「きな子、思ったっすよ。夏美ちゃん凄いなぁって。目標を持ってるってすごいっす」

夏美「だから目標なんてないっていってますの」

きな子「それは謙遜っす。目標持って無かったらCEOなんてやってないっす」

夏美「だから目標なんてないんですの。本当にないから、こうしているんですの。マニーを稼ぐくらいしかないんですの。」

 ここのセリフ、1話で夏美がきな子を励ますときに近いことを言ってるんですよね。

きな子「CEO」

夏美「夏美でいいですわ」

きな子「興味はあるけど自分には向いていなさそうなとき、CEOなら」

夏美「だから夏美でいいって」

夏美「いいですの?向いていないことを頑張ったってダメなものはダメです。でも、やってもないのに向いているかどうかなんて判らないでしょ?」

 向いていないかどうかわからないならやってみればいい。でも夏美は何度も、いくつもやってみて向いてないと分かったから、夢を追うのを止めました。1話でのセリフはやはり夏美の過去を反映させたものだったんですね。

 このやり取りを聞いていたかのん。夏美と話をすることに。

かのん「私も色々挫折してきたよ。結ヶ丘の音楽科に入るって夢も失敗しちゃって。でも可可ちゃんやみんなが教えてくれた。みんなとなら頑張れるよって。お互い欠けてるところや足りない所を補い合って、一緒に夢を追いかけることは出来るよって。」

 夏美の夢は確かに個人で持つような夢でした。その夢を叶えるために必要なことが自分に欠けていると、それだけで夢を諦めてしまわないといけない。でも仲間と一緒に夢を目指せば、自分に足りない所は誰かが埋めてくれる。誰かの足りない所は自分が埋めることが出来る。

 夏美が経験したことのない夢の追い方を提示し、自分たちと一緒に頑張ってみようと誘うかのんの手を取り、夏美は9人目のLiella!メンバーとなりました。

 多分そういうこと。

「そうかな?」と言えるスクールアイドル哲学

 きな子、メイと続き夏美も勧誘に成功したかのん(四季にはメイをファンネルとして飛ばした)。スクールアイドルなんて自分には無理、夢なんて追えないと諦めの言葉を発する1年生を撃破していったかのんは「そうかな?」と言葉を返しているように思いました。

 5ch(まとめサイト)でもそういうスレがあったので、そこから画像を引用。

 そんなに言ってないな......連続して同じ構図で同じ「そうかな?」が続いたからそう思ったのかもしれない。スレでは、むしろ「そうなんだ」って言った回数のほうが多いのではと指摘がありました。でもかのんの「そうかな?」にはかなりの力があるので、そのあとのセリフは通りがち。

 今回、1年生はせっかく北海道まで遠征して先輩たちから遠ざかったのに、まさか先輩のほうからやってくるなんて。おそらく北海道でラベンダー畑の演出をしたかったがために今回の話があるのかなって思いました。きな子の実家描写なんて正直ここでは不要ですからね。9人揃ってから合宿で行くならまだ話が作れるとは思いますが。

 かのんが北海道に現れた瞬間、正直心の中で「またかのんかよ......」って思いました。北海道で説得したのは上記の理由だけでしょう。もしくは北海道にいる段階から夏美をLiella!に入れて、夏美もライブ用の練習をしましたよって説得力を持たせているんでしょう。

 では説得しに行くのは他メンバーではいけないのでしょうか。

 夏美の悩みに共感し、説得力のあるアドバイスが出来るメンバー、私はあの場面だけを切り取ればすみれが一番良いと思います。すみれは幼いころから子役として活動してきました。長年活動していても思うように花が咲かず、ずっと挫折感と戦ってきたすみれが、かのんたちと出会って共に夢を追う喜びを知ったのです。境遇的には夏美に一番近いと思います。すみれは5話でかなり夏美を警戒してましたし、夏美自身も一番それを思っているはず。しかし、やっていることとしては自分の目標のためにスクールアイドルを利用することで、1期4話あたりでは同じことを考えてかのんたちに近づいたはず。

 まぁ結局メイの時と同じでさすかのになってしまったんですけどね。う~~~~ん。

推しの言動ウォッチ

 今回は割と少なめ

 高速バスでの一コマ。寄りかかる四季を除けようとするが、体格差が大きいのでそれは叶わず。普段ツンツンしてるけど四季が本気を出せば簡単にねじ伏せることが出来るよわよわメイちゃん概念......そういう同人誌有りませんか?

 叛逆の2期生。メイは悪人面も似合うな。でもやっぱりここは後ろにいる小物っぽいきな子が好き。悪いきな子を”桜小路あん子”って表現するの好き。誰が言い出したんだろうな。

 ドリンク回し飲み。四季はこのためにメイの後ろを走っていた説。全くためらいもなく飲んでたよな。まぁそのあとの夏美もそうだったので、この世界は友人間の回し飲みは普通なんでしょ。

新曲について

 9人揃っての初めての楽曲「ビタミンSUMMER!」。これまでのラブライブ!シリーズでは9人揃ったときの曲はかなり良曲が多かったのですが、今回はキャッチーで真新しさがある曲になってます。

 ステージは学校の中庭にある木の上かな。ステージの周りの置物やライトの形までメンバーモチーフになってます。あとオニナッツのアイツがロケットみたいに飛び回ってます。

 かなりサイバーファッションみのある衣装。みんなあたまに乗っけてるものが違うな。

 四季の襟が左右非対称になってる。髪の非対称と逆。

 ちぃのは👑みたいな感じ?

 恋だけはっきりとウサギってわかる耳ですね。黒髪ロングがそのポーズで投げキッスしてると海未ちゃんを思い出す。 

 この表情は夏美特有っぽいですね。夏美がこの表情してるときだけ、掛け合いの相手も同じ表情をしてます。

 動物の耳っぽいもの、びよ~んと飛び跳ねてるもの、千砂都、

 

今回はここまで。もう”さすかの”はこりごりじゃ~~~~