次週が休みだからと更新をサボってました。
今回は第7話の感想です。9人揃って初めての話、これまでのシリーズではここで合宿回を挟んでるんですよね。ラブライブといえば合宿。分かります。
かと思ったら開幕からVRゲームが始まってびっくりしました。番組間違えたかな?
ストーリーについて
タイトルからして今回は葉月恋のメイン回。あとはかのんの話とメイの話が並行して描かれる形。
恋の話
ラブライブ!予選の概要が発表されました。昨年のような課題は無く、リモートでの開催とも会って出場校が増加し、競争率が上がる可能性大。千砂都部長としては作詞かのん、作曲恋(おそらくダンスは千砂都、衣装を可可)で行きたいとのこと(すみれは?)。
生徒会業務に忙殺され寝不足気味の恋ですが、責任感からか作曲を引き受けることに。
練習中に意識が飛んでいるところを皆に心配される恋。しかし、その手の形は......
サヤ「ゲーム?」
恋「はい。以前可可さんの家で遊んでから、ずっと気になっていまして。」
サヤ「良いと思います。恋様は今まで少し頑張りすぎてきたように思えます。羽を広げて、少し趣味に興じてみてはいかがですか?」
とのことでゲーム機を導入し、ちょっと遊んでみることにした恋でしたが、時間を忘れてプレイするほどはまり込んでしまいました。しかも、今まで苦労掛けてきたお詫びとして父から多種多様なゲーム機が送られてきて、葉月家の一角がゲームセンターのようになってしまっていました。
そんな感じで多くのゲーム機に囲まれ充実のゲームライフをエンジョイしてた恋でしたが、音楽室で作曲の合間スマホゲーに興じていたところをメイに見つかってしまいます。
恋「これを預かってていただけませんか?」
メイ「はい?」
恋「この部屋の鍵です。作曲が終わるまででいいのです。ゲームが無ければ、作業に集中できると思うので。」
メイ「私が?かのん先輩にでも持っててもらえばいいだろ」
恋「そういうわけにもいかないのです。仮にも私は生徒会長。この学校をまとめる存在でなければなりません。こんなことがバレた日には......」
(妄想中略)
恋「スクールアイドル部は終わりです!!」
メイ「なんか千砂都先輩だけキャラが違う気がするけど」
恋「お願いします!ゲームさえ視界に入らなければ、今までの私に戻れるのです!!」
ゲームさえなければ今までの私に戻れるとのこと。ゲームにハマりすぎて作曲に手が付かない自分をかのん他に見られたくないらしい。メイに見られるのはこの際諦めたのかな。
とりあえず部屋の鍵は預かってもらったものの、作曲中にどうしてもスマホに手が伸びてしまう。音楽室でゲームの誘惑と戦っている最中、かのんがやってきて生徒会の仕事を手伝わせてほしいと言う。
かのん「ちょっと話があって。あの、急な話でビックリするかもしれないけど、私に副会長をやらせて欲しい。」
恋「副会長?」
かのん「力になりたいの。恋ちゃんがお母さんから受け継いだこの学校を、私も一緒に盛り上げていきたい。頼りない私だけど、恋ちゃんを助けることが出来たらなって。」
かのんは本気で恋のことを心配してくれている。生徒会が忙しくて大変そうな恋のため、そして恋の母が遺した学校を盛り上げるために力になりたいと。それなのに自分はゲームの誘惑に勝てず、作曲が進んでいない。
本当のことを言ったらかのんに、みなに嫌われるのではないかと不安になる恋。かのんの様子を見に生徒会室へ行くと、スクールアイドル部の皆が業務を手伝っていました。恋を心配していたのはかのんだけではなかったのです。
そんな皆のことを裏切り続けられない。そういう一面も見せてこその友達だというメイの進言もあり、恋はゲームに夢中になって寝不足になっていることを打ち明ける。
かのん「なんだ、そうだったのか!よかったよ」
すみれ「それならそうと、早く言いなさいよ」
可可「レンレンがそんなにゲームに夢中になってくれてたなんて」
恋「いや、その、でも......」
かのん「恋ちゃんにもそういうことってあるんだね」
千砂都「なんだか嬉しいね」
きな子「ずっと遠い世界の人だと思ってたっすから」
不安の中、恋が打ち明けるも意外な反応。怒るどころか嬉しそうな様子でした。
セリフから読み取れるのは、みなが思う恋のイメージは”自分達とは住む世界の違う高尚な人物”でしたが、ゲームに熱中して寝不足になるという”自分達にもある俗物的な一面”があることを知れたことで、より親近感を得ることが出来たといった感じでしょうか。
怒らない代わりに、今まで黙ってた罰(?)として恋の自宅でみなでゲームをすることに。
恋が出しちゃいけないタイプの声 #liella pic.twitter.com/jV96xrCbOt
— 黒丸 (@xKxMx2x) 2022年9月3日
一人では倒せなかったボスキャラを皆の協力プレイで撃破。これでスッキリしたので、作曲に集中できますね。
サヤ「お預かりしましょうか?部屋の鍵。」
恋「いえ、大丈夫です。不思議なものですね。ちょっとしたことで、こうも気持ちが変わるなんて。お母さまの創ってくれた学校は、私にとても素敵な出会いを与えてくれました。これから、もっともっと素敵な学校にしてみせます」
UR葉月恋の意味
今回のサブタイトル”UR葉月恋”。ロゴがまるでソシャゲのレアリティみたいな感じ。というかそのまま。
”葉月恋のレアな一面”を描くのが今回の話ですので、それをストレートに表現しているサブタイだと思います。
ちょっとひねって考えるなら、”UR”は"You are"の短縮でよく使われるので、”あなたは葉月恋”と読めます。
恋は「ゲームさえ視界に入らなければ、今までの私に戻れるのです!!」というように"ゲームに夢中になっている私は葉月恋らしくない"と思っているようですが、"ゲームに夢中になってしまう、そんなあなたも葉月恋なのだ"ということを表しているようにも感じました。
かのんの話
かのんちゃん、話の成り行きで生徒会副会長になってしまったよ。
生徒会長選挙は立候補者1人により無投票にて終了。昨年に引き続き恋がワンマン生徒会をやることになっているのですが、かのんは生徒会長選挙に推されるも拒んだ過去があります(代わりにすみれが出馬し、収賄ペナルティにより見事マイナス票を獲得)。
生徒会業務で忙しい恋を助けたい、でも自分が生徒会に入るのはちょっと......なかのんに千砂都が
千砂都「私も部長にチャレンジしたよ。自分が出来ないって思いこんでるだけ。かのんちゃんの言葉だよ。」
かのんちゃんの言葉だよ
恐ろしい子.......外堀を埋めてから攻めてくるなんて。
ある意味では、かのんも過去に諦めてきたことにケリをつけた形になりました。
まぁ”ワンマン生徒会”という存在や、理事長が生徒会定員を決められない現状は一体何なんだろうとは思いますが。
メイの話
メイもピアノを弾けるとのことでまさかの作曲担当枠に。恋との絡みが期待されてましたが、今回偶然とはいえ恋の秘密を知ることになりました。
メイ「でも、それでもいいと思う。友達ってそういう面を互いに知って、たまには喧嘩もして、仲良くなるもんだろ?私も昔四季と...」
メイが考える友達というものを言語化したことで気付きを得ることが出来た様子。四季が自分の様子に探りを入れてきたのも、メイのことを心配しての行動でした。
メイは四季の”友達としての行動”に感謝するのですが、四季は友達としての行動か怪しいですね......
四季メイのイチャイチャ具合に狂う私と、安易な百合描写にブチ切れる私が同居してるので、ここのシーンの評価は難しいですね。四季が表情を崩すことこそ"UR"であって欲しい。
推しの言動ウォッチ
今回は主役の恋との会話が多かったので、メイの登場シーンが多くてうれしい。一方すみれは......
後輩のお土産を被るかくぅすみやってるかの2択。「メロン好きって聞いたから」でこれなんですが、メロンパンダ......パンダ......可可かな?まぁすみれはメロンと可可が好きですからね(安易な百合描写)。
もっとストーリーのメインストリームに絡んでほしい。傍観者ポジが多い気がするんですよねぇ。ゲームもそこまで興味あるようには見えなかったですし。
今回のメインキャラの恋との会話シーンが多かったメイは、割と出番的には多かったですね。ピアノ弾けるもの同士特有の会話があったら、と期待してましたが特になかったです。1年生が作詞作曲した曲を演じることが来ると良いですね。まだ自分達には早いとか言ってますが、去年1期生は1年生で作詞作曲やってるんだよな。
メイは口は悪いけどなんだかんだ面倒見は良いタイプですよね。2話で練習に奮闘しているきな子を気遣ったり、今回のように恋のお願いをしぶしぶ受け入れたり。押しに弱いタイプ、いいですね。1期生は割と押しが強い子ばかりですし、組み合わせると面白い話が書けそうです。
恋とメイは結構体格差があるので、力づくで押したら簡単に行けそう(同人脳)。意外と口が堅いのも好印象。私の中のメイの株がドンドン上がっていく。Liella!の常識人枠を勝ち取ってくれ。すみれはもうギャグ要因になってしまった。私の推しはギャグ要因になりがち。推すこと決めた段階では全くそんな様子なかったのに。
メイは猫が好き。ビタミンSUMMERの衣装も猫っぽかったし、不意に出る表情もそうなのかもしれない。でもスパスタは驚いたときや動揺してるときの表情の描き方が単調な気がします。特に黒目を小さくするやつは多用してます。
7話だけでこんなに。あんまり気にしてないけど、きな子の変顔って皆さんどう思います?私は可愛いと思いますが、あんまりよく思ってない人も割といる印象です。
その他
先輩禁止?
2期生が1期生を呼ぶときは○○先輩とは呼んでいます。でも先輩呼びするだけで会話自体はタメ口なんですよね。"仲良くなるために敬語やめよう"だったらわかるんですが(恋役の青山さんが仰ってたように)、特にそういう描写もありません。
そもそも2期生は語尾が特徴的。きな子は~っス、夏美は~ですの、という語尾を付けます。四季は丁寧に言おうという意思は感じるんですが、言葉数は多くない上に何故か英語で返してくる。メイは1年生と喋るときと区別無し。
もしかして今時の中高生って先輩に敬語使うって文化自体存在しない?それともラブライブ!無印のように「先輩禁止!」回を作る余裕が無いから、最初から禁止状態にしてるってことかな。
葉月の親父ィ!
1期で学校の援助をしてくれることになった葉月父。詳しくは忘れましたが、現在海外にいるとのことで姿形は見えません。○○をやった、と情報だけで存在が語られる人物。そんな、一人娘と離れて単身頑張る父が、今回は張り切ってしまいました。
Nintendo64みたいなゲーム。私はスマブラ、マリオカート、ドンキーコング、カスタムロボくらいしたやったことないです。ゲームタイトルに64って付くものが多かったんですよね。もう20年以上前の機種。
初代Xboxとかスーパーファミコン、PS1とかありますね。葉月父はもしかしてレトロゲームがお好き?それとも娘と交流が無さ過ぎて何を送ればいいか分からないから片っ端から送った?
ゲーセンみたいになってる葉月家の一角。ポスターまで貼っちゃってまぁ。恋が操作してメイが楽しんでいますが、これ今まで恋はどうやって遊んでたんですかね。メイドのサヤさんが操作してたんですか?サヤさんはゲームにキャッキャする恋を観て......ほほえましい気持ちなんでしょうね。一枚イラストで良いのでそういうシーンもください。
Liella!のみんなでゲームするようになった恋は、今後はリアルゲーセンに行くんでしょう。残り6話でラブライブ!予選本選の話を解決しないといけないのに、そういう日常回があるとは思えません。悔しいね。やっぱりラブライブ!は年2回開催にしてくれねぇかなぁ。μ'sやAqoursみたいに全員そろってからの話をたくさん観たいんですよ。
ラブライブ!の世界線だとクレーンゲームの景品に著作権肖像権ガン無視のスクールアイドルグッズとか置いてそうですよね。私知ってる。すみれのグッズだけ残ってるんでしょ?このアニメのスタッフってそういうことしそうだよね。
今回は以上。明日明後日はニジガク5thライブなので、頭を切り替えていきます。スパスタは録画で観ます。