太陽黒点

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いつまで田舎で消耗できずにいるの?

2022年秋アニメ感想

 ラブライブ!スーパースター!!が終わってやっと考察の日々から解放された黒丸です。

 今期は面白い作品が多いので飽きませんね。相変わらずdアニメストアニコニコ支店でアニメを見ています。コメント付きだと解説してくれる人もいるので見やすいんですよね。

 例によってこの記事はクール終了後に感想記事に変身します。切った作品はそのままにしておこうかな。

km2nd.hatenablog.jp

 

夫婦以上、恋人未満。

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 ”夫婦実習”とかいう頭のぶっ飛んだ制度がある学校で、地味で陰キャな主人公・薬院次郎が自分とは正反対の陽キャギャルとペアを組むことに。成績上位者はペアを交換することが出来るとのことで、2人はそれぞれの理想の相手とペアを組むために疑似夫婦生活を演じる話。

 OP曲歌っているのがLiyuu、っていうただ一点で見始めました。幼馴染の女子をどこまで信じれるかが楽しみになってきたので、最後まで見たいと思います。BSS展開を期待しちゃいますね。男性は苦手だけど主人公だけは大丈夫なんだよね.....みたいなのって9割がた嘘(もしくはストーリー中に解消される)ものだと思っているので、そうなったときの主人公の反応を楽しみにしたいです。

 主人公ペアのイチャイチャはコメント付きで見るとめっちゃ面白い。つまり、そういうこと。

 メインキャラクターの名前が天神南、桜坂、薬院、渡辺と福岡の地下鉄七隈線ばかりで笑ってしまう。渡辺は"渡辺通り駅"で、桜坂は”おうさか”ではなく”さくらざか”。他のキャラも福岡の地名だったりするんですので調べてみたら、やっぱり原作者が福岡出身でした。関係ないですが、オサレな飲食店は薬院周辺がいいですよ。

 

 結局切りました。

 

新米錬金術師の店舗経営

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 亡き両親のように自らの店を持つために錬金術師となった少女・サラサが、店舗経営を通じて村人との絆を深めていく話。

 ぼーっとしてると話が終わってそうな緩いアニメ。気楽に見れるっていうのは別に悪いことじゃあないんですよ。

 主人公は基本的に人助けをやっていくんですが、主目的は店舗経営なので無償であれこれすることはせず、しっかり対価を求めていくっていうのがこの作風にしては現実的だなと感じました。根は良い子なのでどうしてもって時は無償で助けちゃうんですけどね。

 OP曲が大西亜玖璃、ED曲が諏訪ななかっていうラブライブ!声優、レーベルを日本コロムビアで固めてきましたね。大西さんはCV参加が無いですが、諏訪さんはメインキャラを担当してますね。ぶっちゃけ演技は......

 

 一応最後まで見ました。刺激的な作品ではありませんでしたが、全体的に不快な要素が排された優しい物語でした。仕事でしんどい時はこういうアニメがいいですね。

 

Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

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 主人公・結愛せるふは、登校中に壊れた自転車を修理してくれた先輩へお礼をしに行くことに。その人はDIY部の部長で、部の存続のために人数合わせで仮入部することになった話。

 おっさんの趣味を女の子にさせるシリーズ。

 世界観的には科学技術が発達してて、主人公の幼馴染は最先端の技術を学ぶことが出来る巨大で先進的な高校に通っていて、主人公はそれと対照的に古風で小さい学校に通ってるんですよね(幼馴染と同じ高校を受験したけど落ちた)。この2人が取り組むのが最先端技術と木工DIYっていう対称性を描いているので、この幼馴染関係にも注目していきたいと思います。

 最後まで見ました。ツリーハウスを作るという、高校生にしてはデカいことやるな~~と思うような目標がありましたが、数少ない難所(安全性に大きくかかわる点)は大人の手が入ったりと、そういう細かいところで説得力出してきますね。作業中の映像が多く、キャラクターたちが作ることをの楽しさをかみしめてるのが伝わってきます。

 あと、まさかの幼馴染要素がデカくなるとは思いませんでしたね。やっぱり幼馴染が勝つ作品は良い。

 

アキバ冥途戦争

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 立派なメイドになるために上京してきた主人公・和平なごみ(17)。初めて働くメイドカフェで一生懸命仕事に励むが、秋葉原のメイドたちは銃や刃物での抗争、地下でギャンブル・格闘技等々まるでヤクザのような存在であることを、入店初日に知ることとなった話。

 P.A.WORKSのお仕事アニメシリーズ。1話からかなりぶっ飛んでて惹きこまれてしまった。こんなバイオレンスな作品をP.A.WORKSが作っているなんて。こういう常識がズレてる作品って観てて飽きないんですよね。回を重ねるごとに深みにはまっていく感じがして。メイドが銃火器を扱うなんて使い古されたキャラ付けではありますが、メイドという組織をヤクザと重ね合わせるのは思いつかなかったなぁと言った感じです。

 絵面は可愛いのにやってることが厳つい、というギャップで攻めるだけではないことに期待して観ていきたいです。

 う~~ん、最後が気になるって感じではなかったので中盤で切り。

 

ぼっち・ざ・ろっく!

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 人と交流するのがめっぽう苦手な主人公・後藤ひとりは、テレビで見たバンドマンが陰キャっぽいのに輝いていると一目ぼれし、自分も輝きたいとの思いからギターを始めた。中学3年間をギターに費やして技術は身につけどコミュ力が身に付かずに陰キャぼっちのままだったが、進学した高校で思いがけない出会いからバンド活動を始めることになった、という話。

 主人公が筋金入りのぼっち属性、ストーリーの序盤でなんだかんだ人と一緒にバンドして物理的な一人ぼっちは解消されるんですが、精神性がぼっちのままなんですよね。

 ぼっちが取りがちな行動バリエーションが結構多くて面白いです、これは共感......?は微妙ですが、あるあるって言われることが多いのでそうなんでしょう。私もなんとなくわかります。

 きららアニメ特有の”優しい世界”のおかげでドンドン人とかかわっていく機会を得る主人公が、どう変わっていくのかを見せてくれるのだろうと期待したいと思います。

 終盤をまだ見てません。飲兵衛のあのキャラをまだ知らない。

 

後宮の烏

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 後宮の奥深くに住む不思議な術を使う妃・寿雪が、皇帝の依頼をきっかけに多くの謎に立ち向かっていく話。

 いわゆる中華ファンタジー。専門用語が多くてストーリーを追うのがちょっと大変ですが、その専門用語は作品オリジナルじゃなくて実際に中国史で使用されてたやつっぽいので、己の教養の無さを痛感してしまう作品です。高校では世界史Bを選択してたはずなんですが......

 ストーリー自体は1、2話完結モノでそこまで難解ではなく、話の流れ以外もしっかり観る余裕があります。個人的には美的感覚が好きですね。ちょっともう一回見直して具体的に書きたいと思います。

 爆発力の無い地味な作品、といえばそうなのかもしれませんが、こういう作品も視聴リストに入れるのは良いことだと思いますよ。

 

 最後まで見ました。最後まで描写の美しさを感じる作品でした。作画カロリーが高いとか楽曲が豪華とかそういう美しさじゃなくて、派手さはないけど物悲しさと荘厳さがある感じ。読書欲が復活したら原作読みたいですね。

 

4人はそれぞれウソをつく

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 何の変哲もない中学2年生女子のなかよし4人組は、実は宇宙人・超能力者・抜け忍、女装男子と自らを偽っている。その嘘を隠しながらの学校生活を描いた話。

 4人の掛け合いを中心にした学園コメディ。みんな正体を隠しながら会話してるんですが、超能力者が心の中を読めるので他の人の嘘を見破っているが、それを公言すると自分の正体も明かしてしまうというジレンマが作品の半分を占めてる気がします。必然的にツッコミ役になっているんですが、同性の心しか読めないというのが良いバランスを実現した設定だと思います。全員分読めちゃうとパワーバランスが超能力者一強になってしまうんでね。

 設定のストックを放出しながらストーリー作ってる感じがしますが、それ無しでも面白くなるのでは?と可能性を感じながら視聴したいと思います。

 OPがNACHERRY、っていうラブライブ!声優のユニットなんですよね。知ってはいたんですが何気にちゃんと曲を聞いたのは初めてですね。声優の個人活動追うほどのキャパシティはもうないんですよ.......

 

 最後まで見た。ラストはアニメオリジナル?OPが伏線になってたとは思わなかった。あるよね、OPが最終話のことを描写してる作品。ネタ切れになりそうな設定だと感じてましたが、予想以上に展開が増えていく上に見てて面白かったです。ニコニコ動画で見るのが一番いいですね。


機動戦士ガンダム 水星の魔女 1期

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 一応第1話のリンクを載せますが、前日譚であるプロローグと短編小説があります。どのタイミングでも良いので確認しておくことを勧めます(私は6話観終わってから確認したので精神的にかなりキツかったです)。

 水星で生まれ育った主人公スレッタ・マーキュリーがモビルスーツ技術を学ぶ高専へ入学するところから始まり、周囲の思惑に翻弄されながら学園生活をなんとか楽しもうとする話。そういう風に見てたんですが、プロローグと6話を観たあたりでちょっと変わってきましたね。おかしいな、5話まではよくある学園ものロボットアニメだったはずなのに。

 ストーリー面では、生徒たちのほうは大人の思惑で自分の進路を勝手に決められることに歯向かう流れになるんだろうなぁって思ってたんですが(ミオリネとかグエルあたり)、まさか主人公も母の復讐の道具として学園に送り込まれてたなんて。スレッタと母の会話シーンとか観ると、この子だけはそういう家庭の事情がないから他のキャラの痛みを背負うことができそうだなって思ってたんですけどね。

 キャラクターもみんな魅力的で良いですね。1話で悪役ポジションだったグエルが回を重ねるごとに(視聴者視点で)好印象になっていくんですよね。スレッタやミオリネに対して高圧的な俺様キャラだったのが、決闘に敗北してどんどん扱いが悪くなっていく中、なんだかんだモビルスーツ操縦者としての実力の高さを垣間見せたり、良家の嫡男らしく礼儀作法はしっかりしてたり、泣いてるスレッタのためにエランに決闘を申し込んだり、あげく6話では寮を追い出されてソロキャンしてたりと、こいつ映るたびに面白い男になってるなぁという印象です。

 ストーリー上のラスボスはやっぱりミオリネの父になるんでしょうか。スレッタ母の復讐の相手ですからね。大人たちの過去の因縁をスレッタたちが知ることになるのか、それとも知らないうちに戦いに巻き込まれていくのか。分割2クールの割にはテンポが良いうえに情報量も多い作品なので、今期一番注目しています。オリジナルアニメだけあって今後の展開の考察しがいがありそうですね。ガンダム考察勢は層が厚いので、自分で考察するよりしてる人の記事を読んだほうが早い説はありますけど。

 

 最後まで見ました。学園ものとして楽しめた1期でした。戦争中なはずなのに不自然に平和な学園と、戦時中であることを思い出させてくれる地球の様子が対照的に描かれていました。終盤はその境界が無くなっていくような話で、2期はなかなか重たい話になりそうな予感がします。

 女の子同士のイチャイチャを楽しませてくれた11話までと、最終話の衝撃が忘れられません。スレッタがどうして母の会話1つであれだけ変わってしまったのか、変われてしまうのか。2期がとても楽しみです。

 

SPY×FAMILY 2期

 未視聴

 

チェンソーマン

 未視聴

 

 

 以上、観た分だけ。今期は本当に面白い作品が多くてうれしいです。後半失速しないことだけ祈っておきます。

 以上です。観てないものは、今後観ることは無いでしょう。まさかチェンソーマンがこけるとは思いませんでした。約束された原作なはずでは.......