太陽黒点

九州住みのガジェット、アニメ、料理、ダーツが好きなアラサーのブログ

いつまで田舎で消耗できずにいるの?

徒然もきゅ出張所(大学の友人と福岡観光)

 大学時代の友人が生き急ぐかのように旅行を繰り返していて、その一環で福岡に来るらしいので一緒に観光してきました。

一日目

佐賀駅でピック

 てっきり博多駅周辺で落ち合うのかと思ってたけど、一緒にドライブしたいとのことで佐賀駅に来てくれました。

 佐賀市でやることはほぼほぼ無いのでさっさと高速乗って目的地までドライブ。福岡まで行く過程にある佐賀の観光地はせいぜい吉野ヶ里遺跡くらいですが、時間勿体ないのでスルー。

太宰府天満宮

 車を九州国立博物館側に停め、連絡通路を通って太宰府天満宮参道まで。天気も良くて良い観光日和です。

 七五三、修学旅行、その他観光客で人が沢山。店舗への行列はあまりなかったので快適ではありました。太宰府天満宮への参拝客列が楼門を通り越してかなり続いてたので、参拝はまたの機会に。

昼飯 

 昼飯は友人の希望で 暖暮 大宰府駅前店へ。

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  雑味の無いあっさりとした豚骨ラーメン。万人受けする美味いものですね。ちょっと足した辛みダレがかなり辛かった上にスープに混ぜると存在感が割とあったので、もしかしたらなくてもいいかもしれません。

 私としては全体的に普通のラーメンって感じですが、友人からしたら麺の細さがやっぱり違うのだそう。shin-shinの細さを知ったらたまげそう。

 ラーメン食った後はすぐデザート。梅が枝餅を食べに行きました。

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 梅が枝餅、太宰府天満宮行くたびに違う店で食べてるので、どこの店のモノも同じだろうと思ってました。

友人の写真。いくつか拝借してます

 しかしここの店のは白餡と粒あんの2種類が入ってる?ようなものでした。餅も外のサクサク感がモチモチ感より強めで美味しかったです。断面図は取り忘れました。イートインスペースがあるので、風の強い日とかは良いと思います。

 そういえば、あまおうのいちご串を食べるの忘れてましたね。めちゃくちゃデカいいちごが売られてたので、ラーメン食うまでは覚えていたんですが......

九州国立博物館

 博物館に一緒に行ってくれる友人は貴重。

友人の写真

 古代ローマの文化展でした。展示物すべて撮影OKというかなり緩いものでした。一応高校で世界史Bを履修してたはずなんですが、もう10数年も前に勉強したっきりの知識はなかなか出てこないですね。

 この辺の古代文化系はゲームとかでもモチーフに使われることが多いモノですね。オタクはこういう展示、喜ぶと思いますよ。ローマのもの、そして交易があった中東、エジプト等の神話をモチーフにした石像や絵画が割とあったので、名前だけなら知ってるっていうのも結構ありました。

友人の写真

 焦げパン。ポンペイは火山の噴火で失われた街で、後年ポンペイの文化研究のために色々発掘していったなかで出てきたものを展示されているんですが、上のように食べ物も炭化した状態で発見されたらしいんですよね。にしても当時のパンはでっかいなぁ。お盆くらいのサイズがあったので、1つで家族数日分だったのでしょうか。

 ポンペイ展コラボしてるポムポムプリン。マジでどこにでもいるなサンリオ......

 常設展はササっと見てホテルへ。

ホテル

 ホテルは友人の厚意で良いとこ泊れました。普段遠征するときは早朝でて深夜に返ってくるからホテルの質はあんまり考えてないんですが、良いとこのホテルは入り口から室内まで全部違いますね。床が柔らかい。足が痛くならない。安ホテルだと固いんですよね。歩き疲れてる脚にはこれくらい柔いのがありがたいです。

 ツイン。

 ツインか~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 風呂問題だけ心配でしたが、私が夜、友人が朝風呂ということで解決しました。ありがとう、そこだけがネックだったんだ。

 エントランスの係員もたくさんいますし、部屋までの導線も全く迷わない。人でごった返すことも無いのでエレベーター待ちもない。大浴場はありませんでしたが、部屋備え付けのバスタオルが肉厚なうえにガッツリ水分ふき取れるめっちゃ使い心地が良い物だったので、私物タオルを全部これに買い替えたいくらいでした。これがまさにホテル仕様ってやつなんでしょうね。聞いてるかAmazonで買ったホテルタオル。

 ホテルに荷物を置いたら夕飯の店まで。博多から中洲までは徒歩で十分です。早めに出て、夜の街中洲がまだ寝てるうちに散歩。お目当ての店は博多座の裏にあるオサレなところです。

夕飯

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 もつ鍋は東京のチェーン居酒屋のコースでも良く出てくる。それならもう一つの名物鍋、水炊きが有名なここにしました。ちなみに約2か月前に予約してギリギリ取れるくらいの人気店です。ちょっとでも遅れたら飯時を逃すところでした。

 10分くらい早めに入店したんですが、すでに客席はほぼ埋まってる上に、隣のテーブルは食べ終わって退店してる最中でした。こんな時間に食い終わってるのか(17時50分)。

 今回のコースはコレ。予約時は"松コース"って中間グレードのコースだったのが、内容ほぼ同じで名称と値段が変わって"博多コース"に。会計では予約時のコース名称と値段で処理してくれました。やっぱり予約は早いに限りますね。

 飯の感想が長くなり過ぎたので隠してます。

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 最初にスープが煮込まれて登場。水炊きの店はキッチンで調理済みのモノを持ってきてくれるのが基本(私の経験上)なので、出来上がるのをそこまで待たずに食べれます。

 最初の一杯は目の前で煮えてる、鶏の出汁がしっかり出たスープを湯呑で一杯。いわゆる鶏白湯スープなんですが、鶏肉・骨を6時間煮込んだだけあって普通の鶏白湯スープより鶏油の黄色が強く出ています。一口飲んだだけで、この店選んでよかったなぁ、また来たいなぁって思うくらいには美味しかったです。

 ビールを飲みながら前菜。

 地味にとりわさを初めて食べました。柔らかくボイルされた鶏むね肉って感じ。この柔らかさを出すのが技術なんだろうなぁ。他もとても美味しかったです。明太子苦手な友人もこの明太子は食べれるようでした。魚卵のクセはしっかりあるものだったので、辛すぎるのが苦手だったっぽいですね。

 ごま鯖、雲丹湯葉。ごま鯖は胡麻ソース(擦ったものやペースト状のもの等々)と鯖の刺身を和えたもので、新鮮な鯖が獲れる九州ならではの料理。サバの刺身自体は友人の地元でも食べれるそうだけど、刺身や寿司で食うことが多いらしい。
 鯖の刺身が美味しいのは当然ですが、胡麻ペーストがとても美味い。そもそも胡麻ペーストの割に色が濃いんですよね。この店は担々麺の店もやってるらしく、胡麻ペーストへのこだわりも強いんでしょう。

 雲丹湯葉で初めて湯葉料理を食べました。この湯葉はホロホロ崩れるあっさりとした鶏肉みたいな感じ。乗ってる雲丹も美味い。友人曰く、新鮮な雲丹の味がして良いとのこと。私はそこまで雲丹好きじゃないんですが、これが美味い雲丹というものか...と感動しました。

 今になって思えば、雲丹とイクラ湯葉を一口で味わえるとはなかなか贅沢ですね。

 そろそろ鶏身が食べごろ。胸肉、モモ肉、骨付き肉の3種。自分で鍋やってもこう柔らかくはならないんですよね、胸肉。出汁とった肉ではないので、鶏白湯の出汁が逆に鶏肉に染み込んでて美味い。ネギの風味が意外と強くてちょっと邪魔だった。

 とり天。これも鶏胸肉。やっぱり胸肉なんだよなぁ。塩をかけて食べたんですが、この塩が結構美味かった。どこの塩かを失念したんですよね。説明されても酒入ってる頭じゃ細かいことは覚えきれん。

 締め。雑炊と担々麺を選べるんですが、もちろんここは担々麺。そりゃ担々麺の店やってるところですからね。
 さっきごま鯖で感動した胡麻ペーストがまた登場。意外と入れるのは少なめなんだな?と思いましたが食べるとしっかり担々麺。担々麺のスープってベースのスープは普通何にしてるんでしょうね。美味い鶏白湯をベースに美味い胡麻ペーストを混ぜてるから間違いなく美味いです。麺はもっと茹でて欲しかった。そんなに細くない麺でバリカタはちょっと。まぁフルアテンドなので文句は言わない。

 デザート。緑茶パンナコッタとほうじ茶プリン。パンナコッタは抹茶ソースがプレーンのパンナコッタにかかっている。プリンはほろ苦いカラメルソースがほうじ茶を混ぜこんだプリンにかかってる。抹茶ソースは粉っぽさがない抹茶粉って感じの濃さ。お高めの新茶ってこういう風味だよねって経験が湧き上がってくる。ほうじ茶プリンも美味い。ほうじ茶は普段めちゃくちゃ飲んでるだけあって舌が慣れてる。

 

 この店、あまりにも満足度が高すぎて2軒目で別の居酒屋に行くという選択肢を潰してきたんですよね。そのままバーです。

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 一軒目で酒二杯飲んでたんですが、ここまで歩いてきたおかげで酒が割と周ってきたので1杯だけ。久々にバーでモスコミュール飲みましたが、凝ってるところはジンジャエールが自家製だったりするので美味しいんですよね。

 

 一日目はこれで終わり。博多駅前はクリスマスイベントの時期ですね。イルミネーションが煌々と光っております。このイベントに行ってホットワインを注文するともらえるマグカップを毎年のようにいただいてるので、そのうちまた福岡行ってこようかと思います。

 ホテルに戻ったら(私だけ)スナック菓子をつまみながらダラダラ。友人は寝るのが早めなので、初日はこれで終わり。

二日目

朝飯

 なんと今回の外泊は朝食が付いてきます。私の遠征旅行では朝食は”当然”つけないことが常識となっていたので、久々に朝から豪華な食事をしていきます。

 さつま揚げ、明太子、焼きカレー筑前煮、鯖フライ...等々九州の料理が多かったです。ホテルの朝食ってカレー食べたくなるよね。朝食は和食派なのでこういうチョイスになりましたが、シェフが個別に焼いてくれるオムレツをもらって来ればよかったなって今になって思います。5人くらい並んでたのでスルーしたんですが。

 友人は主食無し?でヘルシーな感じ。そらぁ体型が私と正反対なわけだ。体重差倍ありそう。曰く、サラダコーナーにスライスオニオンがあるホテルビュッフェはレベルが高く、ブロッコリーがあるとなお良いところらしいです。ブロッコリー糖質制限筋トレ勢が喜びそうですね。私個人としては海藻がタップリ盛られてたのが好印象でした。まぁ結局コーンをスプーン一杯盛るのでヘルシーさは相殺されるんですけどね。

 朝食会場、1組待つだけですぐ入れたな~~~と思ってたんですが、あれたぶんホテル会員のグレード別に優先順位とか座席決めてますよね。そうでなければわざわざグレードが描かれた札で管理なんてされませんし。

 

 朝食終わったら部屋で少し休憩し、チェックアウトしたらこの旅のメインへ。

マリンワールド 海の中道

 曇り空ですが、今日は室内。10数年ぶりの水族館です。

 水族館に開店凸なんてやる気あるな~~と思ってたんですが、予想以上に開店前から並んでる人が多かったです。今はインターネットでチケットが購入できるので、列の長さほど待ち時間は長くなかったです。

 友人のお目当ては海獣系、アザラシとかその辺。真っ先にそちらへ。

 ちょうど朝食の時間帯だったので、エサやりをすることが出来ました。その様子を動画に撮ったんですが、ガッツリ顔映ってるので無しで......
 その後は順繰り館内をめぐりながら巨大水槽でのイワシのエサやりを観たり、イルカショーを観たり、ラッコのエサやりを観たりしてました。振り返るとショーものは食ってばっかですね。

 イルカショーでは端の方でしたが水被り席に座りました。どうせここまでこないだろうと高をくくってたら

 思いっきりきました。しかも海水。こういうのも久しぶりだから楽しい。目の前で巨体が高速で飛んでいくのは迫力があって良いですね。やっぱりショーは生で観るのが良い。

 

 おや..........

 たきな「さかな~~」

 おたく「ちんあなご~~」

 

お別れ

 昼飯に食いに長浜ラーメン屋へ。

 友人曰く、前回の福岡旅行で行き損ねた元祖長浜”屋”に行きたかったそうですが

 現在改装工事中でした。なので、行き損ねたときに間違えて行った元祖長浜”家”のほうへ。まぁ個人的にはあっちもこっちも店内の広さと会計システム以外は変わらないと思いますけどね。今時一杯500円のラーメンなんてなかなかないですよ。

 

 ラーメンを食ったら友人は博多駅で野暮用があるとのことで、赤坂駅でお別れ(ちょうど福岡国際マラソンをやってて、車で博多駅に行くのが難しそうだったので)。

 次は友人の地元に行きたい。欲を言えば私の好きなコンテンツがそこでイベントを開催して、遠征する口実を増やしてほしい。そんな感じで友人との1泊2日観光が終わりました。周った場所は少なかったですが、一つ一つの密度が高かったので、友人もとても満足した様子でした。

 

 今回は以上。帰りによったガンダムベース福岡でプラモ漁りましたが、めぼしいものはありませんでした。あれだけ探し回って結局友人から譲ってもらったガンダムエアリアルがこんなに山積みになってるなんて......