太陽黒点

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【第4話感想】ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期

 いやー8話良かったですね。まさかあそこでトキランを歌うなんて。早く感想書かないと。

 今回は4話の感想。前回に続きDiverDivaの2人に焦点を当てた話です。やっと私の推しの担当回が来るんだなぁと思うと、胸が熱くなりますね。無印やサンシャインではまともに担当回無かったので、ニジガクは観てて楽しいです(サンシャイン2期4話は解釈違いなのでNo)。

 感想書く時はなるべく他の人の感想を読まないようにしてます。純粋な自分の考えを残したいってやつです。そのほうが後から読み返したときに楽しいんですよね。

 副題は「アイ Love Triangle」。"Love Triangle"といえば愛の三角関係という意味だけではなく、ラブライブにおいてはDiverDivaの1stシングル"Super Nova"のc/w曲でもありますが、今回の話にどう関係するんでしょうか。

ストーリーについて

 今回のテーマとしては”宮下愛の挫折”ってところでしょうか。過去を掘り下げつつ、今までやってきたことをひっくり返されるような出来事に対し、愛はどうするのか。

 作中の愛は完璧な人間として描かれていることが多いです。スポーツ部の助っ人に呼ばれるほど運動神経がよく、学業も悪くない様子。

 ストーリー序盤で、愛が実の姉のように慕う川本美里が登場しました。愛と家が近所だそうで、昔からの付き合いなのでしょう。

 美里は中高生の頃から入退院を繰り返す生活で、なかなか友人との時間を過ごせないでいました。そんな孤独な美里を愛はずっと励まし続けてました。それは小学生の頃からずっと続いていたのでしょう。

 美里の快気祝いとして愛、そして偶然出くわした果林がスポーツレジャー施設で遊ぶシーンがありました。

 幼いころ人見知りだった自分をいろんなところに連れて行ってくれ、楽しい経験をたくさんさせてくれた。そのおかげで今の自分がある。愛は”みんなで楽しいを分かち合えるスクールアイドル”。1期4話でそうなりたいと言ってました。

 そんな愛を、美里はどう見てたでしょう。

 外の世界でやりたいことを見つけ、それに向かって一生懸命頑張っている。青春時代を病室で過ごした自分には愛だけが心の支えだったが、そんな愛の存在がどこか遠くに感じてしまう。対して自分にはなにも残っていない。

 美里さん、大人だから楽しい”振り”が出来てしまうんだよなぁ。愛を心配させたくないという気づかいからですが、果林や愛はそれを感じ取っていたようです。

 愛「......昨日は?私、昨日凄く楽しかった。お姉ちゃんが元気になって、また一緒に遊べて。お姉ちゃんは、楽しかった?」

 この問いに、美里は答えることはできませんでした。

 自分がこれまでスクールアイドルとしてみなを笑顔にしようと活動していたが、美里には逆効果だったのではないか。楽しいを教えてくれた美里を、気づかないうちに傷つけてしまっていた。そう思った愛は、スクールアイドル活動をしていいのか苦悩します。

 そんな愛を最初は説得した果林だったが、辞めるというなら私が美里を魅了して、愛から奪ってしまうとけしかける。美里を取られるのは嫌、そしてスクールアイドルは自分のやりたいことであると叫ぶ。初めはせつ菜の屋上ライブにときめいて入部し、とにかく楽しければいいとアイドルを始めた愛が明確にやりたいことを口にしました。

愛さん煽られると意外とすぐにスイッチ入っちゃうんだな

 果林「誰も傷つけないなんて、そんなこと出来る人いないわ。それでも、太陽みたいにみんなを照らせる笑顔があなたにはあるでしょ。」

 愛はこれまで「自分が楽しいと思うステージをやれば、周りも自然と楽しいと感じるであろう」と思っていた。だが必ずしもそうではない、むしろ傷つけてしまうこともある。それを恐れずに「”楽しい”を与えられるようなステージ」をする力が愛にはある、という解釈でいいんでしょうか。

 果林が誰かの悩みを聞いてるシーンだと、大抵そっとしておいた方がいいとか、本人がそう言うならそうさせてあげたら?みたいになるべく干渉すべきでないという助言をしてますが、愛が相手ということでこういう励ましを選んだのかと感じました。

 しかも励ました後に「せいぜい頑張りなさい」ってところがマジで果林らしくて好きです。お節介はここまでよって感じ。

 

 屋上での果林と愛のシーン、なんとなく最適解しか踏んでいない急いた展開に感じました。愛が活動を辞めると言ってからもう少し何かしらストーリーが欲しかったです。果林の煽りが、あまりにも愛に刺さったのでしょうか。そのあとのユニット組む流れも、どうしてそういう流れになったのかがいまいちつかめない......

 

とはいえDiverDivaとしてユニットを組んだのでライブシーン。

「Eternal Light」

Hey, I want you to see me
Feel the heartbeat... Yeah
"Let's go!"
3, 2, 1, DD!!!

One million lights この世界で
教えてくれたのは That's you
楽しい気持ち 楽しい景色
そんな顔しないで Look at me now

殻に閉じこもる君を連れ出してあげるよ
Let it go, we go, その顔
なんだか待ちきれないみたい
理解し合いたい 互いの思い
だけど Round and round 悩んで
('Cause I can't stop) 心の声 見つけたんだ
(You'll find a way) 望むがままでいいんじゃない?
ってそうじゃない?So いいんじゃない!

"Ready?"
Let's go! Step into the new world
偽りのない姿見せて
手を伸ばしてみてよ ほら
You're the only one 素敵だよ
Let's go! Step into the new world
ねえ 気づいてほしい
(体中で感じて 歌うよ全力で)
伝わるまで
確かな絆 感じてる
どこまでも時を越えてEternal Light

 思いっきり美里を励ます歌詞ですねぇこれは。配信で見てたお姉ちゃんも現地最前まで飛んできましたよ。

 

 

 美里「実はね、今の私の目標は果林ちゃんなの。果林ちゃんみたいに愛ちゃんと切磋琢磨し出来る人になりたいんだ。負けないからね。」

 お姉ちゃん、めっちゃ前向きになったやん......。美里は果林を目指して頑張る。果林と愛はお互いをライバルとして見てる。愛は美里を笑顔にするために頑張ってる。えっ、もしかして今回の副題「アイ Love Triangle」ってそういう三角関係!?!?「仲間でライバル」が虹ヶ咲ではありますが、この3人はライバル感が強めですね。

 

推しの言動ウォッチ

今回に限っては全登場シーンでしょ

で終わらせるのは流石にどうかと思うのでちゃんと挙げていきます。

 ちなみに、私は過去放送分をdアニメストアニコニコ支店で見ているんですが、いつの間にか1080pのフルHDに対応しててびっくりしました。ニコ動といえば未だに720pのイメージだったので。

 衣料品店でパンダ柄の服を見てニッコリする果林、をからかう愛さん。頼むから次回以降どっかでそれ着てるシーンを出してくれ(8話放送現在登場せず)。やっぱり果林を攻めて張り合いがあるのは愛さんしかおらんのよね。かすみんが攻めても返り討ちだし、エマには惨敗するので。

 これ今は無きMARC JACOBS ダイバーシティ東京プラザ店ですね(必死こいて探した)。3FのDIESELの隣です。東京行けない間にどんどん聖地が無くなっていく......ヴィーナスフォートとか行きたかったなぁ。

 ドヤ果林。DARTS LIVE2の筐体ですね。T20 - T19 - D-BULLで167点。167といえば果林の身長167cmと同じ数字ですね。こまけぇな。

ここの表情可愛い。絶対パンダのキーホルダーを入手して喜んでる表情だよね。

 今回のライブ衣装。黒い部分はまさかスケスケですか......QU4RTZが布面積多めだったから余計大胆に見えますね。こりゃよほど自分のスタイルに自信が無いと着れませんよ。

 このポーズは実際のライブ(3次元)でキャスト2人がやってたものですね。愛がデコ当たりでピースしてるところとかの手癖が再現されてて良いですね。こういうファンサは大好きです。

サビのこのフリ好き。てかどこ止めてもめっちゃカッコいいし可愛いし最高なんですよ。DiverDivaは2人しかいないからアップで映る回数が多いんですよね。

 

 これRoom4にいるのは虹ヶ咲における果林のメンバー順が4番目だからってことですか?ちなみに次のシーンでは愛は一瞬Room3にいるんですがRoom5に映ってるんですよね。このレベルの解像度でブログに書いていいものなのだろうか。

 このカットでの愛さんのラップ「殻に閉じこもる君を連れ出してあげるよ。Let it go, we go, その顔 なんだか待ちきれないみたい」をスムーズに言えればカラオケで歌えますね。どっかで朝香果林役の久保田未夢さんがおっしゃってたんですが、DiverDivaの曲によく入る愛さんのラップパート、実は果林の分もしっかり収録したうえで全カットしてるらしいんですよね。

 このカットも好き。果林に甘える愛さん概念メッチャ好き。

 THE SECRET NiGHTの衣装。同じ衣装が別カットに出てくるの、アニガサキだと珍しい?SUPER NOVAの衣装が見当たらないんだよな。

「遅いなんてことは無いですよ。どんなことだって。」
 遅すぎるなんてなーい 不可能なんてない いつだって 思い立ったら~ その日~が始まりの DAY 1~~~

 が頭をよぎったシーン。

 

 今回は私服がたくさん観れて満足。季節が秋っぽいので落ち着きのある色合いの服ですね。私は2番目の私服が好み。ラブライブコンテンツは私服がダサいと昔から評判なんですが、今回はそういう声を聞かないですね。

 愛さんは秋でも開放的な私服でいらっしゃる......

 

その他

前回は小学校入学時のかすみんの写真が出てきましたが。

今回はまさかの愛さんの小学生時代。昔は人見知りで引っ込み思案と言っていましたが、目が隠れるくらい伸ばした前髪がそれっぽいですね。今はもうバリバリに髪あげてますからね。てか金髪は地毛だったのか(キャスト振り返りより)。

 愛「あのねお姉ちゃん、私今度オンラインライブをするんだ」
 美里「えっ......」

えっ......ってどういう感情なんだろう。へぇ......とかじゃないんだ。なんか愛のライブを見ることに少し抵抗があるような反応だったけど、大人なので上手く感情をごまかせるんだよね。悲しいな。今まで入院を口実にライブを見てこなかったけど、ついに機会が来てしまい、それを観ることで愛が遠い存在になってしまったと決定づけてしまうようなインパクトを感じたのかな。

 

 美里が愛に悩みを打ち明けるシーン。ここの石川由依さんの悲壮感に満ちた演技が心に刺さるんですよね。石川由依さんといえばミカサやヴァイオレット・エヴァ―ガーデン等が有名ですが、個人的にはNieR:Automataの2B役の印象が強いんですよね。一番聞いた機会が多いってだけかもしれませんが。悲しみのなかに+αの感情を乗せた演技がすごくいい。

 

 みなさんお気づきの通り、今回の愛さんはいつもより声のトーンが高くてすっごい年下感出てましたよね。ただ話の中では美里と果林相手にしかそんな感じを出していなかったのが、終盤のシーンで同好会メンバーみなの前で出してるんですよね。同好会メンバーに「今日の愛ちゃん、やけに可愛いな......」とか「妹な愛さん、良い......从[´・֊・]从」みたいに思われてたら最高ですね。これで一枚イラスト書けますよ(画力があれば)。

 

とりあえず今回は以上。正直あと0.5話分の尺が欲しいと感じた回でしたが、やれることは詰め込めてたんじゃないでしょうか。