太陽黒点

九州住みのガジェット、アニメ、料理、ダーツが好きなアラサーのブログ

いつまで田舎で消耗できずにいるの?

人生を変えたアニメ

 一般人として生きられなくなったアニメ

  人生を変えたというのは極端な言い方かもしれませんが、このアニメの影響で初めて~~してみたとか、こういう考えに変わったとか色々あります。多くのアニメや文学、映像作品を観てきた人には些細なことかもしれませんが。

 

まほらば ~Heartful days~

 中学生の頃にケーブルテレビのキッズステーションかアニマックスかで初めて見たやつですね。”宇宙のステルヴィア”の後に放映してて、それとセットで観てました。

 あの頃はどちらかというとカートゥーンネットワークアメリカのアニメ作品(パワーパフガールズとか)を観ることが多かったんですが、暇なときになにか観るものはないかとあれこれ探してるうちに、この作品に出会いました。

 こういうものアレなんですが、「男女比が極端に女性キャラに偏ってる日常系作品」を観るのが初めてだったので、あの頃は新鮮な気持ちで観てました。

 作品の内容はそこまで語るところはないんですが、一度見てハマってからは漫画も買い揃え、放映をまたずにレンタルビデオ屋でDVDを借り、夜な夜な家族から隠れて観てました。深夜に自転車でDVDを返しに行ったのもよく覚えてます(土日に借りると平日に期日が来る)。

 DVDには声優がトークする映像特典がついてて、そこで初めて声優バラエティなるものを観ました。まほらばで覚えてるのは白石涼子さん、堀江由衣さん、新井里美さんですかね。今でも新井里美さんは僕の中では正統派ヒロインなイメージが半分以上あります。

 家族で外出した先で見つけたキャラソンCDを小遣い全部使って買って、早く聞きたいから家族より先に車に戻って家族にこっそり聴いたり。このころから一人こっそりオタ活してましたね。

 漫画等関連作品は現在手元にはないですが、後のオタク人生に影響を与えた作品であることは間違いありません。

 

ガールズ&パンツァー

 大学進学、上京して初めて円盤購入するまでハマったアニメですね。ミリタリー物はある程度好きで、高校生時代も友人とFPSサバゲ―してるくらいでした。逆に言うとそのくらいしか知識がなかったので、このアニメで戦車に興味を持つことができました。まぁゲームでWoTやったのがMAXでしたが。

 このアニメ、本放送時は総集編を2回はさんだ上に最後の2話分が3か月先に延長されたりしました。その延長分を聖地で観るというイベントが公式で開催され、茨城県水戸駅前の映画館でオールナイト全話上映会&大洗あんこう祭り・キャストトークショーが開催されました。これで初めて”アニメの聖地巡礼”というものをやりました。

 また、九州の田舎から出てきた自分にとって、ひとりで遠出(東京 - 水戸)したのも初めてで、ちょっとした冒険気分が味わえました。そのおかげで今では九州からあちこちへ遠征するのがだいぶ平気になりました。

 ガールズ&パンツァーでは”劇場での映像、音響の楽しみ方”を習得することができました。立川の映画館ではサブウーファーを利かせた迫力のある砲撃音を、幕張新都心イオンシネマでは超大画面で綺麗な映像。映画は劇場でこそ真の魅力を発揮する、ということを知ることができました。劇場版のアニメが多くなった昨今では非常に助かってます。九州でも博多駅のT-JOYやキャナルシティのユナイテッドシネマで上映されますしね。最近だとエヴァンゲリオンの新作は4DXもつけて豪華に観てきましたが、とても楽しむことができました。

 

ラブライブ!

 アニメ、というかキャラクターコンテンツ、声優コンテンツにハマるきっかけになったのがこの作品です。

 無印1期(ラブライブのアニメがまだ放送されていない頃) 放送前にツイッターのフォロワーがこぞってベストアルバムを購入してたので、そこまで面白いのかと若干の期待をして観てた覚えがあります。

 やっぱりラブライブ無印1期は王道のストーリーで面白いですね。曲の使い方もよかったし、展開も変なことが(終盤以外は)なかったので素直に楽しむことができました。

 ラブライブに特別ハマるきっかけになったのは、μ's 3rdライブへ参加したことです。あれでμ'sに魅了され、追いかけるようになりました。会場もそこまで広くなくてキャストから近かったせいもあるかもしれません。その後も4th、5th、ファイナルまで現地やLVを駆使して観に行きました。ファンミーティングもありましたね。可能な範囲で参加してました。声優イベント、というものに参加するようになったのもラブライブがきっかけだと思います。

 そのあとはAqours、虹ヶ咲ときて最新のLiella!まで一応追っかけてます。まぁAqoursはエモい路線にいってからは離れてましたが、最近はどうなんでしょうね。5月のライブも無くなったし、次にAqours全員のライブを観る機会はいつになるんでしょうか......

 

 振り返って思ったんですが、ラブライブで活動してるラブライブ声優には興味が出るんですが、ラブライブ外で活動してるラブライブ声優は割とフラットな評価なんですよね。別にラブライブ出てるから別の作品で特別好きになるわけでもなく、そっちはそっちで評価するって感じです。μ'sが活動休止してからソロ活動が多くみられましたが、結局誰も追ってません。しいて言えばfripSideで南條さんみてるくらい。

 

少女☆歌劇 レヴュースタァライト

 そのクールで放送してるアニメで一応チェックだけしてて、雰囲気はいいなぁと思ってたのがハマるまえの評価。テレビアニメが終わったかくらいの時に舞台#2のリメイクが上演されるということで、ラブライブで知った三森すずこさんと佐藤日向さんがいるし観に行ってみるか~~くらいの軽い気持ちでした。

 それでハマりましたね。ストーリー、というか楽曲の使いどころが良すぎて心惹かれました。いわゆる”スタァライトされた”という状態になったわけです。

 ハマってからアニメをしっかり見返しました。舞台演劇がテーマということで画面演出もそれっぽいものが多くありましたが、自分だけで観ててもよくわからない。

 そこで解説動画や記事も見るようになりました。

ch.nicovideo.jp

kuchinashi0303.blog84.fc2.com

 

www.nicovideo.jp

 スタァライトをきっかけに”アニメならではの映像演出”を注目するようになりました。キャラクターのセリフだけでなく表情、そして背景や精神空間の映像描写。このアニメはそういった要素が多くありました。

  この要素を強烈にすると、アニメ スタァライトの古川監督の師匠である幾原監督(輪るピングドラム少女革命ウテナ等の監督)や幾原監督に影響を受けた庵野監督(エヴァンゲリオン等)の映像つくりになります。庵野監督に舞台演劇の要素を入れるよう勧めたのは幾原監督ですし、そのせいかスタァライトエヴァンゲリオンには演出に似たところがある気がします(個人的感想)。

 映像演出に興味を持ったせいで、新劇場版エヴァンゲリオンの精神世界パートの演出が気になってしょうがない。なにを表現してるのかを知りたい。正直何回観てもわかんない。どこに解説とか載ってるんでしょうね。

 

まとめ

まほらば ~Heartful days~”でオタ活に目覚め、

"ガールズ&パンツァー"で遠征を覚え、映像や音響にこだわることを知り

"ラブライブ!"で昨今の声優ブーム・キャラクターコンテンツに適応することができ

"少女☆歌劇 レヴュースタァライト"でアニメーション演出に着目する魅力を知りました。

 すべて偶然の出会いであったように思います。誰からか勧められたものは一つもありません。やはり自分を変えるのは自分で見つけたもの.....

 これからも人生を変えるような魅力的な作品に出会うため、クール内のアニメ作品はなるだけたくさん見ようと思います。

 

 ちなみに、昨今流行りのなろう系異世界モノにはハマれませんでした。