太陽黒点

九州住みのガジェット、アニメ、料理、ダーツが好きなアラサーのブログ

いつまで田舎で消耗できずにいるの?

【第3話感想】ラブライブ!スーパースター!!2期

 もう3話です。毎週日曜に初見で観て、火曜日のYoutube配信で何度も繰り返し観てリエラジでのキャストの語りを聴き、たまにある生配信も楽しむような生活も1/4が過ぎたわけですよ。

 今回は前回登場した謎の少女が絡んでくる話。表情からも性格キツそうだなぁと感じるキャラでした。かのんになにかしら因縁付けてきそうですね。

ストーリーについて

 今回のタイトルである「優勝候補」。2期にてLiella!は優勝候補と噂されていますが、Liella!のライバルとなる存在であり、前年度優勝のサニーパッションもまた優勝候補です。

 ライバルとしてのサニーパッションでいうと、代々木スクールアイドルフェスティバル(代々木SIF)にてかのんと可可のユニット「クーカー」を見かけたときから目をつけ、自分たちの地元である神津島でのイベントに招待。その後Liella!からの色々な相談ごとにのってあげたりと、良き先輩スクールアイドルの一面が強かった。競い合うというより、一緒に楽しむことが目的の関係であったように思えます。

 今回もビデオ通話をしているシーンがありました。かのんから「応援します!」とまで言わせるほど慕われている。同じ大会で優勝を目指しているのにね。スクールアイドルを楽しむことと、地元(学校)のみなのために結果を残すこと。この共通した2つの目標を持つサニーパッションとLiella!は意気投合しやすいのでしょう。

 サニーパッションの大会にかける思いを聞いたかのんの前に、謎の少女が現れます。 

???「優勝候補なんでしょ?歌って見てよ。」

かのん「ッ......」

???「出来ないの?」

 かのんを挑発し、姿を消しました。千砂都が戻ってきたらいなくなったあたり、かのんにしか興味が無いのかもしれません(人見知りだったら可愛い)。かのんが彼女の意図をつかみきれないまま、消えてしまった謎の少女と次に会うのは代々木SIF本番の日でした。

ウィーン「選ばれるのは、強く願う者だけ」

 彼女は圧倒的なパフォーマンスを見せ、会場を沸かせました。今回もLiella!は特別賞となりました。特別賞であっても学校の皆は称賛してくれますが、気を遣わせてしまったと申し訳ない気持ちになる かのん。

 かのんたちはまた勝利を逃し、自分たちの積み上げてきたものは何だったのかと悔やみきれない思いを抱えます。中学3年生であるウィーンと かのんたちは2歳程度しか離れていませんが、10代にとっての2歳差は計り知れない差があるものです。

ウィーン「ラブライブ!って凄い大会と聞いていたけど、あなたたちが優勝候補ってことはそこまで大した大会じゃないみたいね。これなら、問題なく勝てそう。」

かのん「違うよ!ラブライブ!は凄い大会。私たちは、優勝候補じゃない。私たちはたまたま、優勝した人たちの目に留まって褒められただけ。何も結果は残してない。」

ウィーン「少なくとも今日聞いた中では、あなたには才能があった。歌のね。」

 ここまでで感じたのは、ウィーンはスクールアイドルそのものを楽しむことはせず、なにか目的があって結果を求めているように見えました。ラブライブ!優勝も、積み重ねる結果の一つに過ぎない。

 学校やメンバーのため、そして自分自身の夢のためにラブライブ!優勝を目指すこと、そしてスクールアイドルは楽しいということを表現するLiella!との対比があるキャラクターのように感じました。

 高校生ながら中学生に敗北したことで、己の無力さを感じたかのんは本当にラブライブ!優勝を目標にしてもいいのかと疑問に感じてしまいます。そんなかのんたちを励ますように、学校の生徒たちはLiella!を学校の誇りだと語る。優勝を目指して輝き続けるLiella!は間違いなく結ヶ丘のスターだ。その言葉に応えるようLiella!は学校でのライブイベントを行い、ラブライブ!優勝に向けての覚悟を決めたのでした。

 スーパースター!!2期の序盤3話が終わったわけですが、新メンバー加入以外で言うとLiella!の活動の根底にあるものの再確認を行ったような3話でしたね。

 どういった理由でスクールアイドルをやっているのか、ラブライブ!優勝を目指すのはなぜなのか。それを新入部員勧誘とライバルとの関係を通じて再確認し、新メンバーのきな子とともに思いを一つにしたLiella!の今後の話がとても楽しみです。

新キャラについて

 新キャラクター、ウィーン・マルガレーテはスクールアイドルそのものを楽しむことはせず、なにか目的があって結果を求めているように見えました。ラブライブ!優勝も、積み重ねる結果の一つに過ぎない。その心境が今回披露されたウィーンの曲に込められているのではないでしょうか。

「Butterfly wings」

うごめきながら進んでいく 今にも消えそうな 月明かりが道しるべ

戦いべき相手がいるほど 心はそっと磨かれ輝きだす 翼などなくても飛べるの

魂に蝶を宿し 空を翔けるあの鳥よりも 眩しい色を吐き出しながら Fly sky

選ばれるのは強く願う者だけ

 ここからは深読みおじさんになるんですが、ウィーンは結果を重ねることでしか辿り着けない目標があり、それを成すことで自分という存在を認めてもらおうとしているように見えます。

 中学3年生にして高校生の大会で優勝するのは努力も才能もあってのことだと思いますが、それと同時に犠牲にしているものもあると思います。友人や家族との思い出つくりと、10代の女の子としての楽しみ。色々なことを犠牲にしてここまで実力をつけてきたのだと思います(劇スあたりで見た表現)。そんなウィーンの周りには、そんな彼女の結果だけを見て評価する大人が多く、その大人たちに認めてもらうために今のウィーンは頑張っている。仲間に囲まれたLiella!と違ってソロのスクールアイドル。同じソロアイドルでも、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会にて描かれたモノとは全く違う存在です。

 ラブライブ!シリーズは名前が外国人だと海外から来たという描写が必ずあるので、おそらくウィーンもそうなのでしょう。名前からどこから来たのかを推測します。

マルガリータ[Margarita] | namae_memo

 ”マルガレーテ”はスペイン語圏で使用される”マルガリータ”のドイツ語表記に似てます。スペインといえば澁谷かのんは祖母がスペイン人のクォーターです(この設定生きてんのかな?)。なので、一応関係性はあるんですよね。

 ”ウィーン”はもしかしたらオーストリアの首都そのままの可能性がありますが、一応実在する人物にウィーンをラストネームにする人がいます(ヴィルヘルム・ヴィーン等)。

 そう考えるとマルガリーテ・ウィーン(Margarethe Wien)が正しい表記な気がします(ミア・テイラーのように)。なんで逆にしてるんでしょうか。どんな名前であっても、日本人に太郎山田って人はいないでしょう?あんまり考えられてないのかもしれません。ちなみに海外wikiだとウィーンがファーストネームになってます。これもうわかんねぇな。そのままの語順で書くルールじゃなさそうなんですけどね。

Wien Margarete | Love Live! Wiki | Fandom

 

推しの言動ウォッチ

 

すみれ「去年はこのステージで歌ったのよ!」

可可「歌ったのは可可とかのんデス!」

 いやすみれお前電源コードに足引っかけて停電させてたじゃねぇか!!

 電設のアイドル。でも屋外用電源ケーブルにしてはプラグの形がちょっと違う気がするけど、そういうアニメじゃないしいいか。

すみれ「ズバリわたしたち、主役ったら主役よ!!」

はしゃぎ所でしっかりはしゃぐところが可愛い。

 すみれ、というよりペイトンさんの演技が良すぎる。めちゃくちゃ息が上がってヒーヒーいってるのがめっちゃ伝わってくる。てか3話くぅすみ多くない? 

すみれ「ギャラクシー!平安名すみれでーす!!」

千砂都「あ、バッテリー切れた」

矢 澤 の 系 譜 

 キャプ持ってくるの面倒だけど無印にもこういうシーンあったよね。確か希がビデオカメラ構えてて、にこを撮影しようとしたら電池切れ。

 練習前にすみれがあくびをしていたシーン。可可にはあくび禁止!と怒られていましたが、これ絶対アレなんですよね。

 おそらくすみれは前日の代々木SIFでウィーンへのライバル心に火が付き、その情熱のままに夜遅くまで練習していたから眠たいんでしょう。そういう情熱的なところ、大好きです。

すみれ「そうよ。みんなでステージに立っているんでしょ?誰のせいとか誰のおかげとかじゃない。みんなで作り上げるものでしょ、スクールアイドルって。」

 2期はすみれのスクールアイドル観が見える言動が多くておじさん嬉しい。1期の頃は自分が目立つことに一生懸命な面があったのにすっかり変わってしまって。こういう基礎となる価値観をしっかり持っている人がいると、グループの方向性が安定するんですよね。1話では新入部員を入れるために方針を変える意見が出た際に、スクールアイドルは自己満足では良くないと言い放ちました。

千砂都「心して飲んでね!後輩の想いがこもったジュースなんだから!」

メイ「届いたー!!!」

 もうやべぇヤツなんよメイ。推しに飲み物送って、推しと同時に同じものを飲むっていうハイレベルなオタクがやることをやってる。てか科学室からLiella!が練習してる屋上が見えるんだな。

 Liella!に狂ってる様子、きな子に見られたときはガン飛ばしてましたが、四季の目の前では平気でやるんですね。それに加え、こんなに悪態つくのにメイが四季と一緒にいる理由が知りたいので、早く第4話が観たいです。サブタイが「科学室のふたり」ってなってるからここのシーンを出してるんでしょうけど、いつも一緒にいるってことですか!?四季メイですか!?!?

四季「メイのために席を取っておいた」

最 前 管 理 若 菜 四 季 

 こいつメイが最前目指して突っ込んでくることを予想していたというのか!?

そして視聴者の期待にこたえるかのようなバルログ。ちゃんと同級生のきな子の分もあるのが良いですね。後日絶対教室から連れ出して感想語ってそう。

 メイからしてみたら、自分が憧れたあの頃のLiella!がそこにいるといった感じですね。学校のため、ラブライブ!優勝のため、そしてスクールアイドルの楽しさを広めるために頑張るLiella!に心魅かれたメイは、感動のあまり号泣。オタクが号泣するアニメーションだったか......

 その隣の女の様子が気になるので早く4話を。

日々のあれこれエトセトラ?

 本日のCEO、鬼塚夏美はUberEatsならぬ「LberEats」の配達をしていたシーンのみの登場でした。3話連動商品がこの時に使用されていた保冷リュックだったので非常にビジネス感あふれるシーンだったのですが(流石CEO?)、一番のキモは夏美がスクールアイドルに触れる機会を得たことですね。ここから興味を持ってLiella!に接触してくるのは間違いないでしょう。ただ、ウィーンのステージも観てそうなので、それがどう影響してくるかな.......

その他

かのん「みんな、今日はセンターは無しで行きたい。センターはここにいる全員。そして結ヶ丘の生徒全員!」

 無印で穂乃果が似たようなことを言ってましたね。「これからのsomeday」の回だった気がします。アイドルグループにおいてセンターとは主役、またはリーダー的な存在になります。全員がセンターとはそういうことになるんですが、ステージ上でどう表現するかって言うと、円形ステージで円になってパフォーマンスするんですよね。

 円になれば特定のリーダーや主役が分からないで思い出すのが傘連判状ですね。

ADEAC(アデアック):デジタルアーカイブシステム

 だからなんだって話ではありますが、円形の演出はそういう曖昧さというか柔軟性があるのがいいですよね。

 

 今回は以上。第4話は実質推しの担当回なので興奮が収まりません。Liella!加入順予想をしたんですが、次回予告映像的に四季が最初に入りそうなですよね。まぁその過程がおもしれければOKです。

km2nd.hatenablog.jp