何時ぞやの新年の抱負で”趣味を厳選する”なんて言ってましたが、また趣味を増やしてしまいました。
外出先にもっていって使ったので、使用感も一緒に載せます。
そもそもなんでカメラ欲しいと思ったかは過去記事に書いてます。
買ったもの
購入したのは富士フィルムのミラーレス一眼カメラ、"X-T3"です。
発売当時はフラグシップモデルだったそうですが、最新機種はX-T5、しかもフラグシップモデルではありません。2代前の型落ち品をマップカメラで購入しました。
レンズはいわゆるキットレンズと呼ばれる"XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS"が付いてます。
というわけで、このカメラを選んだ理由を書いていきます。後から自分で読み返して、大きく考えが変わっていないことを祈ります。
選考過程
予算
まず大前提として、予算は20万円までで決めました。予算を組むと大抵それをちょこっとオーバーしがちですが、選ぶときは15万円前後で選んで最終的に20万円超えなければいいかなぁ~で選んでいきました。
アマチュア用の本格的なミラーレス一眼カメラですが、新品は廉価グレードでも20万円超えがちなので、中古一択です。
スペック
カメラは実際に手で持って使用する道具なので、数値で測れないスペックがあるのはもちろんそうです。でもまずは数字見ちゃうよね。
カメラのスペックを語る上で最もデカい要素が”センサーサイズ”です。レンズから取り込んだ光をデジタル画像へと変換するセンサーは、デカければデカいほど画質が良いと言われています。
家電量販店で購入できるカメラに利用されているセンサー、サイズが大きい順に
・中判
・フルサイズ
・マイクロフォーサーズ(4/3)
・1型
とあります。
(マップカメラより引用:センサーサイズから選ぶミラーレス一眼|マップカメラ)
大きい紙に印刷したり、暗い場所で撮影したりと特殊な用途が無い限り、私個人としてはフルサイズ以上はオーバースペックに感じました。Youtubeで見たこの動画が、良い説明をしています。PCやスマホで見る場合はディスプレイスペックを超える画像は活かしきれないとありました。
というわけで、センサーはAPS-Cかマイクロフォーサーズで行きます。1型センサーは今使ってるコンパクトデジカメに搭載されてるので、流石にスペックアップしたい。
メーカー
カメラのメーカー、奇跡的に国内メーカーが多いのがありがたい。日本に生まれてよかったポイントですね。故障しても修理が早いでしょうし。
思いつく国内メーカーを挙げてみると、キヤノン、ニコン、ソニー、富士フィルム、オリンパス、パナソニック......くらいですね。海外メーカーのライカとかハッセルブラッドは除外。高すぎるんじゃ。
キヤノン、ニコンは古くからあるカメラメーカーという印象。一眼カメラも初心者向けからプロ向けまで様々。フルサイズセンサー、APS-Cセンサーのカメラはレンズマウントが別規格なので流用不可。レンズラインナップもフルサイズ向けが豊富で、APS-Cカメラで満足できなくなったらフルサイズを買ってね♡という意図が見えます。
ソニーもキヤノン、ニコン同様にフルサイズセンサー、APS-Cセンサーのカメラを出してますが、レンズマウントの企画が統一されているので、レンズ資産は流用可能。しかし、マウントが同じというだけでレンズの光学設計は各センサー用なっているため、フルサイズ用レンズをAPS-Cカメラで使うのは問題ないけど、逆だと端が映らないという現象が起きます。結局専用品じゃない???
富士フィルムはフルサイズセンサーを扱っておらず、クソでかい中判センサーとAPS-Cがメイン。アマチュア以下にとっては実質APS-Cオンリーのメーカーに見えます。そのため、APS-C一筋で開発してそうです。Youtubeで探しても中判を扱ってる人があまりにも少ない。フィルムカメラの色味を再現した”フィルムシミュレーション”という機能があり、パソコンで編集しなくてもエモい写真が撮れるとのこと。jpeg撮って出しで良いのは助かりますね。旅行先でブログ書くのは大抵当日の夜なので、RAW編集してる時間無いんですよね。
オリンパスはセンサーサイズが小さいマイクロフォーサーズのカメラしか扱っていません。センサーが小さいことを活かした小型軽量のカメラやレンズを多く出しています。また、センサーが小さい子ともあってボディ内手振れ補正がかなり強力で、手持ち夜景撮影も簡単に出来るようです。いつの間にかカメラ事業を他社に売却してましたね。(日本産業パートナーズ - Wikipedia)東芝をTOBしたばっかり。何もんなんだ......
キヤノン~富士フィルムまでは扱ってる人Youtuberでが多くいて情報も豊富なんですが、オリンパスは本当に少ない。動画も”これで十分!”系のモノばかりで、なんというか......
パナソニックはLUMIXというブランドでデジタル一眼カメラを出しています。一時期Youtuberがこぞって動画撮影用カメラとして利用していたのが、LUMIX GH5ですね。4K60P撮影の30分制限が当時唯一無かったカメラです。その他Youtuberには嬉しい機能が多くあったようですが今回は静止画撮影用を考えてます。
オリンパスと同じくマイクロフォーサーズセンサーのカメラを多く出しており、マウントも共用なのでレンズも豊富ですが、最近はフルサイズセンサーのカメラも出しつつあり、いつまでマイクロフォーサーズ扱うかな.......と思ってしまいます。
というわけで、予算、今後カメラに割けそうな金額、情報収集のしやすさを考慮して”富士フィルム”のカメラにしました。
そして予算的にちょうどいいX-T3したというわけです。
用途・使用例
福岡の大濠公園、佐賀の吉野ヶ里遺跡公園に行ってきたので、そこで撮った写真をいくつか。
大濠公園
ギリ葉桜になってない桜。
ちょっと暗いか......フィルムシミュレーションを使ってみました。
吉野ヶ里遺跡公園
近所にある割に初めて来たのですが、想像以上に広い園内でビックリしました。佐賀にこんなクソデカい建造物殆ど無いぞ。
これはフィルムシミュレーションで撮ったもの。色味が濃く出る。
蝶が居たので撮ってみたんですが、上手くピントがあってないですね。ローアングルで撮るにはバリアングル液晶のほうが良いかもしれません。
スマホより撮影してて楽しい。やっぱり物理ボタンで操作するのが一番しっくりくる。旅行先にもっていくのが楽しみです。今月下旬に広島に行くので、まずはそこで活躍ですね。
今回は以上。ストラップ等のアクセサリーもそろえていかないと。