太陽黒点

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いつまで田舎で消耗できずにいるの?

【第7話感想】ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期

 今回は7話の感想です。既存メンバーの掘り下げ話は終わったので、これから新規キャラクターに焦点を当てた話になります。

 ファンからしてみたら、スクスタで登場したキャラクターがついにアニメーションで描かれるという感動があります。4thライブでアニメ2期PVを見た時は「ついに動く栞子ミアランジュが観れるのか!!」と胸が躍りましたね。

 栞子に関してはスクスタで登場したのが2020年の夏ごろなので、約2年の時を経てアニメに登場です。いやぁあのころは追加メンバーなんて許さねぇ、ラブライブは9人だろ!とか言ってたオタクも多かったですが、またこれは別の話になりますね。

 ちょっとだけ私の意見を出すと、ニジガクは既存のレールを走るのではなく、新しいやり方を開拓していくのが魅力の一部だから是非やってくれって思ってました。

ストーリーについて

 栞子がスクールアイドルに接点を持ったのは姉・三船薫子が栞子を励ますために紫苑女学院入学時に始めた活動がきっかけでした。

 スクールアイドルとして活動する姉は、栞子の憧れの存在となっていきました。

 そんな姉の活動は高校3年間続きましたが、結果的にラブライブ!(スクールアイドルの競技大会のようなもの。詳細は未だ謎)本選への出場は叶いませんでした。幼い栞子にとって、あこがれの存在である姉の涙する姿はショックだったと思います。3年間一生懸命努力をし、ステージ上で輝いていた姉がスクールアイドルとしてうまくいかず後悔したと、その時の栞子は感じました。

(上が薫子、下が栞子)

 栞子は人を評価するときに”適性がある”という言い方をします。物事を上手くできるのは適性があるからである。逆を言えば”上手くできないのは適性が無いから”となります。スクールアイドルとして成果を出せなかった姉の実力や努力は否定したくない。でも適性が無かったから後悔して悲しい思いをし、傷ついている。

 であれば、私は自分の適正を活かせることをやろう。他の人もそうあるべきだ。こういった考えに至るようになりました(他の人もそうあるべきだ、の思いが強く出ていたのがスクスタ栞子だった気がする)

 自分にスクールアイドルの適性が無い、と判断した理由は栞子からは明言されませんでしたが、憧れの存在であった姉に出来ないなら自分にも適性が無いのではないかと考えたのかもしれません。スクールアイドル活動をすると、姉のように傷ついてしまう。それを恐れ、姉が通ってた紫苑女学院のようなスクールアイドル活動実績のある学校ではなく、実績がない虹ヶ咲学園へ進学することで、スクールアイドルから身を遠ざけたのでしょう。

 そんな栞子は皆の夢をサポートをすることが自分の適性だ。適性のあることをやるのが、今の自分のやりたいことだと言って、スクールアイドルの誘いを断ります。

 同好会として、侑を抱えながら栞子をどう説得するんだろうと、視聴時は思いました。”皆の夢をサポートをする”のはまさに侑が主として行っていることではあります。  

 ただ、栞子と違うのは、それを行うことで新たな夢を見つけられるかもしれないという希望のある行動です。実際アニメ1期終盤で、侑は同好会メンバーをサポートする中で自分の夢を見つけ、それに向けて行動を始めました。

 栞子のそれは、夢を断つ諦めの判断です。

 やりたいことを諦める必要はない。それを実現できたせつ菜を筆頭に栞子を活動へと勧誘しますが......

 

侑「向いていることだけするとか、みんなをサポートするとか、それだけ聞けば正しいて思うよ。でも、それって後悔するんじゃないかな?」

 栞子は”適性の無いことをやると後悔する”と思っていますが、それに対し”やらなかったことを後悔するのでは”で再度説得することになりました。

 絵面的には文化祭を満喫しているだけのように見えますが......

 

栞子「どなたも、自分のやりたいことを体現されていると思いました」

 理解力~~~~~~~~

 しお子なんか別の適性あるよ。

 

そして、同好会メンバー全員で説得にかかります。

 同好会メンバー、そして薫子も含め11人で説得にかかったので要約すると

  • 栞子が私たちに色々してくれたことに感謝しており、お返しに栞子を応援させてほしい
  • 応援があったおかげで、大きな成果を上げることが出来た
  • 薫子は栞子に応援してもらったおかげで充実した高校生活を送ることが出来き、決して後悔はしていないし、新たな夢を見つけることが出来た

これ上手く要約できてないな

 人をサポートするのは良いことであるが、それだけでは一方的な行いになる。そうではなく、相互扶助の関係なら大きなことが出来るようになる。栞子の言葉を借りれば、”適性以上の成果が出せる”。

 だから夢を追うことを恐れず挑戦してほしい。サポートは私たちがやるから。

 そんな栞子は、胸の高鳴る思い出(トキメキ)を姉がくれたことを再認識し、自分もスクールアイドルを始めようと決心します。

「EMOTION」

雨の後の道には
いろんな色が集まる
自分は今の自分だけ
本当に変われない

踏み出せない はっきりしない
気持ちのままでいれば
大好きなことに 嘘つくかな

素直でもっといたい
心を隠したい
あの日の私はまだ弱くて
簡単に泣いたけど
ちょっと背伸びして
臆病とバイバイする
解き放って此処で
貴方に届け EMOTION

そんなこんなで同好会の仲間に加わった栞子ですが、その姿を遠くから見る影が.......

 

 今回は栞子のセリフが今までよりだいぶ多めに取られていたので、考え方を明確に知ることが出来ました。今回の新規キャラクター、栞子、ミア、ランジュは同好会メンバーの想いと反する面をそれぞれ持っているように感じました。

 栞子はやりたいことではなく、出来ることに徹したい。ミアは自分のやりたいことではなく求められたことに答えれば十分。ランジュは支えてもらう必要はなく、与えるだけでいいと。

 これらにどう答えを出していくかが、今後の話のキモになるのかなぁと思っています(10話まで視聴済みの感想)。7話時点での判断ってことでよろしく。

 ランジュの表情を見るに、誰にも悩みを打ち明けられずにどんどん深みにはまっていってそうです。栞子やミア以外と会話しているシーンがほぼ無いですからね、ランジュ。そんな2人がいつの間にか同好会メンバーと仲良くしていて、疎外感を感じつつあります。

 正直ランジュの曇ってる表情を見て興奮したのはここだけの話

 

推しの言動ウォッチ

 果林先輩は人を説得するときにあまりガツガツいかず、その人の意見を尊重するタイプです。ですが発する一言には重みがあるので大好きです。

果林「やりたい気持ちがあなたにあるなら、それだって十分適性なんじゃない?」

 

その他

 三船姉妹。姉さんめっちゃ髪が赤い。昔は毛先だけが赤い謎の髪色してたのに。

 なんとなく侑と同じパターンな気がしますね。薫子はスクスタで先に登場したので関係ないかもしれませんが。

 てか薫子めっちゃ顔面強くて好き。これでラブライブ!予選落ちとか、いったいラブライブ!ってどんな強豪ぞろいなんだ....こうしてみると、やんちゃな栞子って感じで良いですね。

 

 栞子のMVには本、地球儀、羽根、時計、そして時計のゼンマイを回す鍵がモチーフとして多く登場してます。

 羽根といえばラブライバーが興奮する要素ではありますが、いまいち深読みおじさんになり切れないので、ここの意味合いはよくわかりません。ラストのシーンで止まっていた時計の針が動き出したので、栞子の夢が今ここから始まったということでしょうか。

 ランジュが鳥籠、水槽モチーフのMVだったので鍵が出てくるのは意味ありげでした。栞子がランジュ攻略のキーマンになりうるか。

 

 栞子が言っていた「背伸びせず、出来ることをやりたい」という意見、非常に同意できるんですよね。出来ることをやって、それで他者貢献出来ていることに喜びを感じる。それは大変素晴らしいことです。同好会メンバー的には、やりたいことをやって達成することに喜びを感じることを重視しているのでしょう。

 やりたいこと、出来ること、どちらを選択するのかは自由です。まぁ大人になると”やりたくないけどできること”をする機会が増えるので、やりたいことができるならやっといた方が良いと思いますね。もちろん、やりたいこともたくさんできるようになりましたよ。

 

 ミリオタの皆が気になったであろうカット。これ射的銃のどこを持ってるんでしょうか。銃の下部に持つところは無いですからね。

もしかしたらこういう形だったのかもしれませんが、いづれにしろ片腕で持ってる愛さんの腕力がヤバいです。

(ベネリM3)

今回は以上。そろそろミアとランジュの攻略に取り掛かるかな?